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2025.01.152020年09月16日
素朴な疑問
レタスをシャキっとさせる「50℃洗い」とは?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
まだまだ暑い日が続きますね。そんな時のお昼ご飯は、サラダうどん! 早速作ろうと思ったら、ちょっとレタスがシナっとしている……。シャキっとしたレタスじゃないとおいしさ半減なのに~(涙)。
しなびたレタスをシャキッさせる方法ってないのかしら? ちょっと調べてみようと思います!
なんと! お湯と水を使った「50度洗い」という方法で、レタスをシャキッとさせることができるそうです!
簡単!「50度洗い」のやり方
50度洗いのやり方は以下の通りです。
- ボウルに沸騰させたお湯と、同量の水を入れる。初めは50〜55℃程度になるので、少し時間を置くか水を足すなどして48〜52℃ぐらいに調整する。そして、別のボウルに冷水を作っておく。
- お湯が入ったボウルにレタスを入れ、30秒~1分浸す。
- レタスを引き上げ、すぐに冷水に浸す。
たったこれだけで、レタスがシャキっとよみがえるのだそう! 熱いのが苦手な人は、ゴム手袋をした方がいいかもしれません。また、レタスを浸すお湯の温度が40℃以下と低過ぎた場合、雑菌が繁殖してしまうので注意しましょう。
お湯と冷水に浸すだけで復活するなんて、なんだか魔法みたいですね。レタスの「50℃洗い」、いったいどんな原理なのでしょうか?
収穫された後の野菜は、水分の蒸発を抑えるために表面にある気孔が閉じた状態にあります。50℃前後のお湯で食材を洗うと、「ヒートショック」という現象によって葉の表面の気孔が開き、細胞が水分を吸収するので、葉物野菜がみずみずしくシャキッとするのだそうです。
なるほど、水分の再吸収がポイントなのね。50℃のお湯に浸すことで、雑菌が減ったり、野菜の表面に付いた酸化物を取り除けたりもするみたい。酸化物が取れると野菜が長持ちするようですよ!
なんだか、レタスをたっぷり使った料理を食べたくなってきたわ! せっかくだから、レタスがたくさん食べられるレシピも調べてみました!
レタスがもりもり食べられる簡単レシピ
レタスのレモン漬け
- レタス1個分を手でちぎり、プラスチック製の保存袋に入れる。レモン1/2個を絞り、絞った後のレモンの皮も保存袋に入れる。
- さらに、昆布3cm角1枚、塩小さじ1、砂糖小さじ2、サラダ油小さじ1を入れてなじませる。冷蔵庫で30分置いたら完成。冷蔵で3~4日保存できる。
チョレギサラダ
- レタス1/2個は手でちぎり、ニンジン1/3本は千切りにする。
- ボウルに、ごま油大さじ2、塩小さじ1/3、オイスターソース小さじ1、ゴマ大さじ1、すりおろしニンニク小さじ1を入れ、よく混ぜる。
- 2に1のレタスとニンジンを入れて、味をなじませたら完成。
生ハムのレタス巻き
- レタスは、1枚を3等分の大きさに手でちぎる。
- レタスをくるっと巻くようにしてまとめた後、生ハムでしっかりと巻く。黒コショウを振って完成。
※大きめのレタス3枚に、生ハム9枚が目安。
しなびたレタスを復活させる方法がわかりました。50度洗いは初めて知ったけど、画期的な方法ですよね! どんどん使っていこうと思います。
※この記事は2020年9月の記事を再編集をして掲載しています。
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参照:macaroni
イラスト:飛田冬子
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