こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、健康のためにウォーキングをはじめました。歩くのっていいですね、季節の移り変わりを感じられるし、体を動かすと気持ちもリフレッシュできます!(ここだけの話、ダイエット効果も期待しています……)
今のところは、ただ気の向くまま歩いているだけなのですが、1日何歩くらい歩くと健康的なのでしょう? そもそも「健康的」って、具体的にはどんな効果を指しているのでしょう? 気になったので調べてみました。
スポーツ庁の平成29年度世論調査によると、「この1年間に行った運動・スポーツの種目」のトップは、全体の57%を占めたウォーキングでした。2位の階段昇降13%を大きく引き離しています。そんなに人気があるとは知りませんでした!
ウォーキングは、継続することで心肺機能を向上させ、血圧を安定させてくれます。有酸素運動なので、蓄えられている脂肪がエネルギーとして燃焼しやすく、血糖値や血中脂質の状態も改善すると考えられています。(よし! ダイエット効果も期待できそう!)また、自律神経が整うため、認知症のリスクを低減し、抑うつ、敵意や混乱といったマイナス感情を低下させるという研究報告まであるそうです。
では、実際に1日何歩くらい歩けばいいかというと、厚生労働省は「あと1,000歩の早歩き」を呼びかけています。1,000歩の早歩きは、おおよそ10分間とされ、この数字の根拠は、国が健康増進を目的として行っている「健康日本21」という10年計画にあります。健康日本21には、2013年から2022年までの目標歩数が、世代や性別ごとに設定されています。
たとえば65歳以上の女性の場合、2010年度の1日平均歩数は4,584歩、2022年の目標歩数は6,000歩。64歳以下の女性は、2010年度の平均が6,883歩、目標歩数は8,500歩です。もちろん、現在どれだけ日常的に歩いているかについては、個人差があります。無理して基準に合わせる必要はありません。あくまでも、ザックリとした目安にしましょう。
ひと昔前なら、とにかく1日10,000歩がウォーキングの定番でしたが、近年は、それぞれの健康状態に合わせること、翌日に疲労感を残さないことが重要視されています。
そうそう、50代以上になると、ひざや腰への負担も心配になると思います。ウォーキングはジョギングより関節への負担が少なく、むしろ、ウォーキングが骨に与える適度な刺激は、高齢者に多い骨粗しょう症の予防として推奨されています。
歩くことってなんでもないことだと思っていたけど、運動の意識を持って歩けば、いろいろといい効果が期待できるんですね! ダンナさんを誘ってウォーキングを続けようと思います!
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イラスト:飛田冬子
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