お酢を飲むと体が柔らかくなるって本当?
2020.09.212018年09月01日
素朴な疑問
ビールを飲むと太るって本当?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
以前飲み会で、みんなが「とりあえずビール」というなか、ある若者がこう言いました。「あ、自分ビールとか飲まないんで。ハイボールください」
ビールとか? とかって何!? という叫びは置いといて、どうしてビールを飲まないの? と聞いてみると「だって太るじゃないですか」。(ん?)
ハイボール人気で原料のウイスキーが品薄になっていると聞きますが、若者がハイボールを飲むのはおいしいからじゃなく「ビールより太らないから」なの? ビール腹という言葉もある通り、「ビールは太る」というイメージは確かにありますね。ここはひとつ、真偽のほどを確かめてみましょう。
まず気になるカロリーですが、『日本食品標準成分表2015年版』によると350ml缶ビール1本分のカロリーは約140kcal。「ビール1杯=ごはん1杯」なんて言われますが、ごはん1杯は約250kcal前後なので、実際は缶ビール1本でごはん6分目くらいのカロリーということ。意外と少ない!
またビールには疲労回復や美容に効くビタミンB群をはじめ、カラダにいいビタミンミネラルが含まれています。適量飲めば血行もよくなり、動脈硬化などの病気予防に効果があるという研究結果もあるんですって。そうなると健康にいいはずのビールが、なぜ悪者になってしまったのか? というギモンが湧いてきますね。
そう。問題はその「飲み方」なんです。
ビールに含まれる炭酸には食欲を増進させる効果があり、飲むと食欲が刺激されてしまうのです。ビールを飲むと太ってしまう原因は、この「おつまみの食べ過ぎ」。特に、のどごしのいいビールとあぶらっこい料理は相性バツグンで、ついつい唐揚げに手が伸びてしまいますよね。
またビールを最初の1杯に飲む人は多いですが、空きっ腹にビールを飲んでしまうと、血糖値がいっきに急上昇。太りやすいカラダになってしまうそうです(おそろしや、何10年もやっていた〜!)
それでも飲みたい、おいしいビール。太らないようにするには空きっ腹に飲むのはやめて、枝豆やサラダなど血糖値をゆるやかに上げる野菜類を食べながら、ゆっくり飲み始めましょう。続いて焼き魚やお刺身など脂っこくない料理を食べて、唐揚げなどのハイカロリー料理は後半にとっておくといいそうですよ。
ちなみにビールには糖質も含まれているので、ハイボールよりはカロリー高め。ビールは最初の1、2杯にとどめて、ハイボールやチューハイなどに切り替えるのもよさそうです。
飲み方さえ気を付ければビールは最高ですよね!
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イラスト:飛田冬子