素朴な疑問「1階」を表す英語が国によって違うって本当?

公開日:2019/12/13 更新日:2020/09/03

「1階」を表す英語が国によって違うって本当?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

うちの娘は最近、ロンドンから来ている留学生と仲良くしてもらっているおかげで、英語がずいぶん上達しているようです。それは喜ばしいことなのですが、ワタシにも英語で話しかけてきたりするので、少し困っています……。

 

そんな娘が、留学生の友人と待ち合わせをしたときにこんな出来事がありました。

 

駅ビルの1階で待ち合わせをしたところ、2人とも相手を見つけることができなかったというのです。娘がメールでやりとりをすると、留学生の友人も「First floor(=1階)」にいるとのこと⁉ 娘は友人が違うビルにいるのではないかと不安になり、電話をかけてみると、彼女は同じビルの2階にいることがわかり、やっと2人は出会えたそうです。

 

でも、どうして2階が「First floor」なのかしら?  3階は何と呼ぶのかしら? 気になったので調べてみることにしました!

 

調べてみると、確かに英国では2階を「First floor」というそうです。3階は「Second floor」、4階は「Third floor」となり、日本での10階は「Ninth floor」ということになります。そして、1階は地上階という意味で「Ground floor」と呼ばれています。この地上階を基準に、1つ上がったところがFirst(日本では2階)、2つ上がるとSecond(日本では3階)という意味なのだとか……。慣れないと混乱しそうですが、エレベーターのボタン表記を見ると納得できるかもしれません。

 

英国の場合、日本で1階に当たるGround floorは「G」や「0(ゼロ)」と表記されています。ちなみに地下は、日本でもおなじみのB1、B2の表記(Bは「Basement=地下」の頭文字)です。

一方アメリカ式の英語では日本と同じように1階はFirst floor、2階はSecond floorというので日本人でも迷わないでしょう。

 

英国の他にもフランスやドイツなどのヨーロッパ諸国やオーストラリアの他、香港やマカオなどでは英国式のGround floorが使われているようです。みなさんも海外でエレベーターに乗るときはフロアの確認を間違えないようにしてくださいね!

 

 

■人気記事はこちら!

 

 


 

参照:日刊英語ライフ

 

この一件で、娘もワタシも英国の「First floor」は日本では「2階」だということを学びました。

この一件で、娘もワタシも英国の「First floor」は日本では「2階」だということを学びました。

 

イラスト:飛田冬子

 


もっと知りたい もっと知りたい

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

注目企画