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2019年02月19日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、しばらく会っていなかった友人とランチに出掛けてきました。するとびっくり! 彼女、半年ほど会っていない間にほっそりしていたんです。「病気でもしたのかしら……」と不安になってしまいましたが、話を聞いてみるとダイエットに成功したとのこと。「なんですって!」と、早速ダイエットの詳しい方法を聞いてみました。
そのダイエット法とは、ずばり「ファスティング」。「慣れたらそんなにつらくないのよ~」なんて彼女は笑顔で話していましたが、そもそもファスティングって何……? どうやら食事を抜くことのようですが、それって体に悪くないのかしら?気になってきたので、ファスティングとはどんなものなのかを調べてみました!
ファスティングとは「断食」のことで、一定の期間、飲食を絶つことを意味します。人間の体は、消化吸収をすることがない状態になると、自然に体内にたまった有害な毒素を排泄するため、ダイエット効果だけでなく、デトックス(解毒)効果もあり、健康や美容のさまざまな面によい影響を及ぼすとされています。フランスでは、ファスティングは「メスの要らない手術」とまで称せられているそうです。
私たちの日々の食生活、つまり「いつでも、好きなだけ食べる」という習慣は、腸内環境を悪化させ体内に有害物質である毒素を蓄積する原因となっているのだそう。この毒素が蓄積すると、消化不良が起こったり、ワタシたちの体内の細胞が汚れたり、代謝力が弱まったりといった悪影響があります。結果的に、肌が荒れたり健康が阻害されたりします。
「代謝力」とは体から要らないものを排出する力のことですよ。どうやらワタシたちは「取り込む」ことばかりに夢中になっていて、「排出する」機能をおろそかにしてしまっていたらしいです。
「排出する」機能をしっかりと働かせるためには、「取り込む」ことを一旦お休みすることが一番有効とされています。そこで選ばれたのがファスティング(断食)。食べることを止めると、内臓が休まり、結果的に毒素が体から排出され、より健康的で美しい体になれるということなのです。
ファスティングが初めてという方は、まず「半日ファスティング」をやってみてはいかがでしょうか。食べない時間を17時間つくるという方法です。
夕食を食べてからスタートします。夜7時に食べ終えた場合、翌日の朝食を抜くだけで、17時間後に当たる翌日の昼食は食べることができます。
半日ファスティングをしている間、最低限必要な水分と塩分は取るようにしてください。水は1Lは取りましょう。経口補水液なら塩分も取れるので、取り入れるとよいそうです。カフェイン飲料はNGです。
半日断食後は、胃腸に優しい食事を取るようにしましょう。おかゆ、ごはんとお味噌汁など、あっさりした和食で戻していくのがおすすめです。
重い病気を抱えていたり、極端に体力のない人には、ファスティングはおすすめできません。断食中に貧血で倒れるなどの事故が起こる場合もありますから、気を付けましょう。ファスティングはあくまでも健康な状態の人が健康を維持するために行うものです。また、女性の場合、極端な断食をすると生理が止まってしまう場合があるので、注意した方がよいそうです。
友人は不健康に痩せたわけではなかったと知って安心しました。私も試してみようかしら!
ファスティング体験記はこちら → ファスティングで体にたまった毒素をスッキリ排出!
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イラスト:飛田冬子