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2019年10月11日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
秋らしくなってきましたね。過ごしやすいのでお散歩に出掛けたくなります。ただ季節の変わり目はご用心。風邪をひきやすくなります。ちょっと熱っぽいなあ、風邪ひいちゃったかなあというときに、飲みたくなるのが卵酒。最近は、風邪のひき始めに葛根湯を飲むという人も多いようですが、卵酒もおすすめなんですよ~! おいしい卵酒の作り方と効能を調べてみました。
日本酒と卵、砂糖の3つがあれば作れる卵酒。江戸時代に記された「本朝食鑑(ほんちょうしょっかん)」という食物についての書物に、滋養強壮の薬酒として紹介されているのだそうです。江戸時代の人たちも卵酒を飲んでいたのですね!
卵酒は、日本酒の血行促進効果が体を素早く温めてくれる他、日本酒に含まれるペプチドは肝機能を高めでくれます。また、卵は完全栄養食品で、良質なたんぱく質を取れます。卵を入れることで、体力の回復に欠かせない必須アミノ酸やミネラルなどの栄養も取れ、ビタミンAやB2、B6も豊富で、免疫力も高まるわけです。
では、実際に卵酒を作ってみましょう。
材料(1人分)
・卵 1個
・砂糖 大さじ1~2(お好みで)
・日本酒 180ml
1.卵と砂糖をボウルに入れ、よく混ぜ合わせてこしておく
2.日本酒を鍋に入れ、中火にかける
3.2の日本酒が軽く沸騰したら、1にゆっくり注ぎ入れる
4.卵液を酒で伸ばすような感じで丁寧に混ぜたら完成
作り方はいたってシンプルですね。
ポイントとしては、まず卵をよく混ぜること。均一に混ざっていないと、口当たりが悪くなってしまうので注意。また、日本酒に卵液をいれるのではなく、卵液に日本酒を入れること。卵は60℃から固まってしまうので、温めたお酒は少しずつ注いで固まらないようにするのがコツです。完成した卵酒をコップに移すときに、茶こしでこすと口当たりがまろやかになりますよ~!
砂糖の代わりに、殺菌成分を含むというマヌカハニーを使用したり、ショウガのすりおろしを好みで加えてもいいですね。アルコール分をとばすとはいえ、お酒が苦手! という方は、日本酒の半分量を牛乳に変えてみると飲みやすいです。
江戸時代に薬酒と呼ばれていた卵酒。栄養や効能などを考えると、疲れがたまっているときや寝付きが悪いときなどに飲むのもよさそうですね。
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参照:教えて!goo
イラスト:飛田冬子