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2019年09月21日
素朴な疑問
暑い日もありますがあっという間に季節は秋! 秋といえば食欲の秋! お芋やきのこや果物など、秋になるとおいしくなる食べ物はたくさんありますよね。
さまざまな食べ物の中でも、代表的な食べ物といえばやっぱり魚! 今回は、秋に旬を迎える魚をできるだけ多くご紹介したいと思います!(早くも冬が旬の魚が気になる方はこちら→「冬が旬の魚はどんなものがあるの?」)
小田原の干物の老舗「山安」のホームページによれば、9月から11月頃に旬を迎える魚は多いらしく、同ホームページに掲載されているだけでも7種類の魚がありました。
まず9月に旬を迎える魚の中でも特に代表的なものといえばサンマ! 「秋刀魚」と書くだけあって、9月に旬を迎える秋の代表的な魚です。続いて、9月と10月に旬を迎えるものとしてはスルメイカがあります。通年食べられる印象のあるイカですが、スルメイカの旬は秋なんですね。
また、サンマの旬が終わった10月頃から旬を迎える魚としては、ウルメイワシが挙げられます。ワタシにとってはあまりなじみのない魚だったのですが、イワシの中では高級魚とされているのだとか。脂肪が少なく、淡白な味が人気なのだそうです。
続いて、11月になるとカマス・キンキの旬が始まります。「秋カマスは嫁に食わすな」と言われることもあるほどおいしくなるのだとか! カマスは白身魚なのですが、秋になると脂が乗るのだそうです。キンキは真っ赤な体が特徴的な赤い魚です。ついついキンメダイと混同してしまいがちですが、カサゴ目の魚であり、キンメダイとは他人(魚?)の空似のようです。
また、秋に旬を迎える魚の中には、夏からずっと旬を迎えている魚もいます。例えばゴマサバの旬は7月から9月までで、初秋はまだゴマサバをおいしく食べることができます。体にゴマのような黒い小斑点がついているのが特徴です。ちなみに、福岡県にはゴマサバという名前の料理がありますが、ここでいうゴマサバは別のお魚。
7月から秋にかけてずっと旬を迎えている魚といえば、ホッケも代表格です。ホッケの旬は特に長く、7月から12月まで続きます。1年のうち半分はホッケをおいしく食べることができるのだそうです。
こうして調べてみると、秋に旬を迎える魚はたくさんありますね! 今年もいろいろな魚をおいしく食べることができる時間が近づいていますね。今からワクワクが止まらない私なのでした。
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参照:株式会社 山安
イラスト:飛田冬子