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2019年08月26日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
手軽に食べられて栄養豊富なサバ缶、ちょっと前からブームでしたが人気はいまだに衰えていないようです(ワタシも大好き!)。とあるスーパーでは、サバ缶だけが並ぶ商品棚があり、約30種類のサバ缶が並んでいるんだとか。今回は、サバ缶の魅力に迫るべく、その栄養価について探ってみたいと思います。
調べてみると、サバにはEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれていることがわかりました。この二つは青魚に多く含まれている必須脂肪酸で、人間の体内で作ることができません。これらの必須脂肪酸を摂取するには食事で補う必要があります。
では、それぞれの脂肪酸がどのように体に作用するのでしょうか。まずEPAは血液をサラサラにして生活習慣病を予防したり、肥満予防に繋がる“痩せるホルモン”を分泌したりするそうです。痩せるホルモンを分泌するということから、サバ缶は数年前からはダイエッターに根強く支持されています。
DHAは、脳を活性化する働きがあり、認知症予防の効果が期待されています。脳神経組織の約半分は脂質が占めていて、必須脂肪酸を摂取することが認知機能にいい影響を与えるといわれています。
認知症予防の一環として青魚摂取を推奨している自治体もあるそうですよ。香川県の認知症高齢者支援サイトでは、2016年から青魚を使ったレシピを公開し、1日1食青魚を食べることをすすめているそうです。
サバは、認知症や生活習慣病の予防に役立つ必須脂肪酸が豊富だということがわかりました。下処理もいらずに、缶を開けるだけですぐに使えるという手軽さもまた、人気の理由の一つなのでしょうね。サバ缶を利用すれば、毎日体にいい青魚料理を取り入れられそうです。
さらに、サバ缶は保存が利くので非常用の食料にもなります。日々の健康に、万が一の備えに、おいしいサバ缶を上手に取り入れていきたいですね!
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参照:朝日新聞デジタル
イラスト:飛田冬子