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素朴な疑問梅干しにカビが生える原因って?対処法&見分け方

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
去年から始めた自家製の梅干し作り。完成後はご飯のお供やお弁当のおかずに使っていましたが、最近あまり使っていなかったので、今日は久しぶりにおにぎりにして食べようと思います。
早速、保存ビンのフタを開けて……。あら? 梅干しにカビが! とってもショックです。でも、きちんと保存していたはずなのになぜカビが生えたのかしら? 捨てるべきなのかも気になるし、調べてみましょう。
梅干しにカビが生える原因
何年も保存できる梅干しですが、保存状態がよくないとカビが生えてしまうことがあります。特に手作りの場合は、防腐剤などを使っていないため、保存時だけでなく漬け込み時にカビが生えることもあります。
【漬け込み時にカビが生える原因は主に3つ!】
- 梅を洗浄したときの水分が残っていた
- 容器の消毒が不十分だった
- 塩分が不足していた
漬け込む際に梅の水分を拭き取りきれていなかったり、容器の消毒や除菌が不十分だったり、塩分濃度が15%以下だったりすると、カビが生えやすくなってしまいます。
保存時も「湿度が70%以上」、「気温が20〜30度」、「カビにとっての栄養分」という条件が揃うことでカビが発生するので、密閉容器に入れて風通しのよい冷暗所に保存するのがおすすめです。
どっち?梅干しのカビと塩の見分け方
梅干しに白い斑点のようなカビが生えている場合、塩との違いがわかりにくいかもしれませんが、以下のポイントで見分けられます。
- 結晶のようにつぶつぶしていて固さがあるものは「塩」
- ふわふわしていてやわらかいものは「カビ」
見た目での判断が難しいときは、お湯につけてみましょう。塩であればお湯に溶けますが、カビは溶けないので簡単に見分けられます。
梅干しにカビが生えたときの対処法
梅干しの中にカビを発見したときは、以下の方法で対処します。
- 目視できるカビや傷んでいる梅を取り出して廃棄する
- 梅をつけている梅酢を取り出して煮沸消毒する
- 容器や梅をアルコールや焼酎で消毒する
- 梅と容器の水分を入念に切る
- 梅と冷めた梅酢を容器に入れて塩を追加する
生えているのが白いカビであれば、上記の方法で元通りになる可能性が高いです。しかし、梅酢が濁っていて全体にカビが浮いてしまうような場合は、残念ですがすべて廃棄した方がよいでしょう。
青カビや赤カビは健康を害する可能性があるので、見つけ次第廃棄してください。
■人気記事はこちら!
参照:石神邑

イラスト:飛田冬子
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