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更新日:2024年08月05日 公開日:2023年07月22日
50代からの人間関係のやめること・始めること#1
若々しくて上品で、自分らしさに満ちあふれた年の重ね方をするために、50代から始めたい「心地いい人間関係」の作り方を、各専門家に伺う全7回の特集。今回は、ちょうどいい人間関係を築くために「始めること」「やめること」についてです。
心理カウンセラー。「自分中心心理学」を提唱する心理相談研究所、オールイズワン代表。厚生労働省認定「健康・生きがいづくり」アドバイザー。対人関係などに関するセミナーやカウンセリング、講演を行い、心が楽になる生き方を提案している。著書は『「また断れなかった…」がなくなる本』(河出書房新社刊)など200冊を超える。
「特に60代以降になると気力・体力の衰えから、人付き合いで無理をしていたことが一気に顕在化します。特に人間関係にまつわる『怒り、イライラ』『嫉妬』などの“負の感情”にとらわれやすくなります」と話すのは、心理カウンセラーの石原加受子さん。
心地よい人間関係を築くには、負の感情を手放せるよう、考え方を変えることが大事だと言います。具体的にはまず、「気にし過ぎをやめること」だそう。
「『家事は妻がやるべき』などの一般論に縛られたり、『誘いを断ったら嫌われるかも』と人の目を強く意識したりと、他者目線を気にし過ぎていませんか。我慢を続けると、負の感情をため込んでしまいます。まず『自分がどうしたいか』を考え、自分が楽でいられる選択をクセづけましょう」と石原さん。
負の感情を手放すために“始めること”と“やめること”を、それぞれ確認してみましょう!
言い出しづらいからと、不満を押し殺したり、「察してほしい」という態度をとっても、相手は変わりません。感情的にならず、自分から冷静に要望を伝える習慣をつけましょう。
人から誘いを受けたり、頼まれ事をしたときなど、まず「私はどうしたい?」と自分に問いかけて、心の声を優先させること。自然と自分の気持ちが楽な方を選べる力がつきます。
スマホはコミュニケーションの強い味方。でも、使い方を間違うと逆に人間関係に悪影響を及ぼすことも。スマートな今どきのマナーを身に付け、今後の人生の大きなプラスに。
親やきょうだいも、古くからの友人も、年を重ね環境が変われば「昔のように仲良く」とはいかないもの。関係につらさを感じたら、しばらく会わないなど少し距離を置きましょう。
「……するべき」と、昭和からの慣習に固執するのは、自分にも相手にもストレス。無理せず自然体で心を伝える新しいマナーに変えて、もっとラクな人付き合いを始めませんか。
相手の言葉の裏を読んだり、「こんなことをしたら嫌われるかも」と気にし過ぎると、心が常に窮屈な状態に。気になることは率直に相手に尋ねるなど、モヤモヤは素早く手放して。
次回も引き続き石原さんに、長年の怒りやイライラを手放す方法について伺います。
取材・文=新井理紗、松尾肇子(ともにハルメク編集部) イラストレーション=谷山彩子
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年7月号を再編集し、掲載しています。
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