50代からの人間関係のやめること・始めること#7
知らないと人間関係で損する!大人のLINEマナー
知らないと人間関係で損する!大人のLINEマナー
更新日:2024年07月23日
公開日:2023年07月22日
教えてくれたのは:増田由紀(ますだ・ゆき)さん
スマホ活用アドバイザー。70~90代中心のスマホ・パソコン教室「パソコムプラザ」代表。連載「新スマホ塾」の監修も務める。『いちばんやさしい60代からのiPhone/Androidスマホ/iPad/LINE/Windows 10』(日経BP社刊)など著書多数。
スマホを使ってスマートなコミュニケーションを!

メッセージや写真が手軽に送れ、コミュニケーションになくてはならないスマホ。でも、その手軽さが裏目に出ることもあります。
「言葉足らずで誤解が生じたり、送るべきでない写真を送ってしまったり。送信先を間違ってひんしゅくを買ったという声も多いですね」と語るのは、多くの50代60代にスマホの使い方を教える増田由紀さん。
送信する前にひと呼吸置いて見直すことで、スマホのそうしたミスは防げると言います。
まずは身近なLINEの使い方を見直すことから始めてみましょう。公共の場所では音を消す、といった基本のマナーも再確認を。
再確認!スマホのマナーこれだけは

チェック1:画面ロックしていますか?
「たいした情報は入っていないから」と侮るなかれ。友達や家族の連絡先は貴重な個人情報。万が一 スマホをどこかに置き忘れたとき、ロックがかかっていなければ、その情報が漏れる可能性が高くなります。面倒でも画面ロックをかけるのは最低限のマナー。
チェック2:静かな場所で音が鳴り響いていませんか?
コロナ禍で外出自粛が続き、油断しがちなのが着信音。美術館やコンサート会場などでスマホの着信音が鳴ってしまうと、とっさに音の消し方がわからなくなり、パニックになりがち。外出時はあらかじめマナーモードにするよう、もう一度習慣づけましょう。
チェック3:他の人の個人情報を軽く扱っていませんか?
スマホだと簡単に情報が送れるので、「〇〇さんの連絡先を教えて」と言われがちですが、本人の断りなく電話番号やメールアドレスを送るのは、個人情報の流出につながりかねません。教えてよいかを本人に聞き、送信先をしっかり確認してから送りましょう。
やめてもいい!LINEの習慣3選
自分だけに送られた写真を別の友達に送る

LINEで写真を送った場合、スナップ写真をちらりと見せるのと違って相手のスマホに一定期間保存され、そのデータが外部に漏れるケースも。あなただけに見せたつもりの写真を別の人に送られるのは不快に思う人もいるので、写真を送る際は事前に本人にひと言確認を。
ネガティブな話ばかり送る

人の批判やグチなど、ネガティブな話ばかりだと、相手の負担に。リアルな会話と違ってLINEは文字で残るので、あとあと読み返されても大丈夫かどうか、よく考えてから送信を。また、どうしても伝えたい場合は、送信先を間違えないよう、特によく確認して。
写真を一枚ずつ大量に送る
写真を1枚ずつ何枚も送信すると、トークルームがそれらの写真で埋め尽くされ、相手の答えを待たず一方的に話し続けているのと同じ状態に。見せたい写真がたくさんあるときは、左の方法でまとめて送るとスマート。よく見たい写真があればタップして大きくできます。
【写真はまとめて送る】
1.トーク画面下部の写真マーク をタップ

送りたい写真を選ぶ(一度に10枚まで選択できます)
※タップ=スマホの画面を指で軽くタッチすること
2.「送信」マークをタップ

3.こんなふうにまとめて送れます

今から始めるべき!「今どき」LINEマナー
顔文字やスタンプで表情を表す

例えば「来てほしいけれど、無理はしなくて大丈夫」と思っているときに「無理して来なくていいよ」と文字で打つと、ぶっきらぼうな印象に。表情が見えない分、微妙なニュアンスが伝わりにくいので、誤解を防ぐために顔文字やスタンプで補うのがおすすめ。
メッセージに写真を添えてより印象深く

メッセージだけでなく写真も手軽に送れるのがLINEの長所。頂き物のお礼ならそれを使っている写真を添えたり、庭の花の写真に「お元気ですか?今度見に来てね」と添えるなど。ちょっとしたことでも写真を使ってコミュニケーションに彩りを。
LINEを読んだらその日のうちに返信する

既読がついても返事がないと、「答えにくいのかな」「もしかして気を悪くした?」などと相手に余計な心配をさせているかも。遅くともその日のうちには何らかの返答を。答えにくい内容なら、「考えておきます」「ありがとう」などのスタンプだけ送る手もあり。
ちょうどいい人間関係を実現するために、古い「しきたり」にこだわるのは卒業して、LINEなどのスマホも活用しながら、スマートな「今どき」マナーを、ぜひ実践してみてください。
取材・文=新井理紗、松尾肇子(ともにハルメク編集部) イラストレーション=谷山彩子
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年7月号を再編集し、掲載しています。




