人間関係の断捨離って必要?

クヨクヨ悩んでしまう人間関係に疲れたらどうしよう?

公開日:2021.12.27

毎年暮れになると、「大掃除しなきゃ……もう今年はいいか……でもしなきゃ……」と悶々とするのがお約束。結局は押し迫ってから慌てて始めるのですが(笑)、片付けを始める前にまずは断捨離が必要だそう。でも、断捨離って難しいですよね。

人間関係の断捨離とは?

人間関係の断捨離とは?

「断捨離」は、やましたひでこさんが広めたお片付けの発想で、物を捨てるには、実は自分のこころと向き合うことが大切、といったことのようです(と私は捉えています)。

物だけでなく、人間関係の断捨離も時には必要なのでしょうか?   

友人知人を断捨離するって嫌な言葉ですが、以前【上手に使いこなせば最高のツールSNS】でLINEグループでつながっていた友人たちと疎遠になったことにほんの少しだけ触れました。

その友人たちとは10代の頃からの付き合いですが、いっとき疎遠になり10年前からまた付き合いが再開して、旅行や食事と楽しい時間を過ごしてきました。でも、何かの歯車が狂ってしまったのかあまりにも親しくなりすぎてしまったのかはわかりませんが、息苦しさを感じそれまで許せていたことも許せなくなってしまい自分からグループLINEを外れました。

10代の頃からの付き合いなので時折思い出しては、おとな気ないことをしたな、あの時我慢していればまだ普通に付き合っていられたのに。いやあの人は若い頃からワガママだったやっぱり無理。と揺れ動く日々。

ある日、グループだった1人から「この年になって新しく友人関係をつくるのも大変だし、また付き合いを始めることはできないかな」と連絡がきました。迷ったけれど来年に持ち越すよりは……と思い3年ぶりに会うことに。嫌な思いをさせられた友人と会うには心の準備ができていなかったので、ひとまず2人で。

1度壊れた友人関係の修復はできるか?

その日はちょっと愚痴るつもりが悪口大会のようになってしまい、夜はグッタリ……。怒りの感情を吐き出すって疲れるんですね。

結局、彼女の何が嫌だったかと話していくうちに気持ちの整理ができ、相変わらずの性格だと知りやっぱりお付き合いはもう無理かなという結論に。修復ができるものならしたいけれど自分にそれだけの余力があるのか!? と自問するとやっぱりNO……。それに人間何があるかわかりません。今だって世界中の人々が想像をもしなかった未曾有の体験をしている最中。

コロナ前にしておけば良かったと思うことがたくさんあって、今はいつか来る日のための準備期間。学ばなければいけないことが山ほどあります。

自分も断捨離されていた?

それならばクヨクヨと悩んでいる暇はありません。付き合いをまた始めたとしても、元に戻るまで相当な努力が必要。だったら面倒なことはさっさと切り捨ててしまったほうが楽!

「付き合わなくなった人の席は、あなたが本当に必要としている人が新たに座るということらしいよ」と知人に教えてもらい、重かった気持ちもすぅーっと晴れていきました。

自分も断捨離されていた?

そして気がついたのです。自分が彼女を断捨離したということは、私も彼女に断捨離されたということに。自分も必要とされていなんだ、そう思うと結構気も楽(笑)。

空いた席に必要とした人が新たに座るのか、空席のままかはまだわからないけれど、最近大好きな台湾を通して新しい付き合いが徐々に始まっています。これから先の自分のためにも、この出会いを大切にしたい。

2021年に捨てたもの拾ったものが、2022年にどうつながっていくのかはこれからのお楽しみです。

来年こそどうかコロナも治りますように。みなさま良いお年を!

■もっと知りたい■

ロータス

台湾が大好きで、2022年には台湾好き仲間が集える会を立ち上げました。同じく日本が好きでとうとう住んでしまった在日台湾人との交流会も行っています。教わることが好き、好奇心旺盛。50代になってさらに加速してきました。Instagram

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