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- 50代、私が旅する東京・高尾山
【50代、私が旅する東京】と題して、私が好きな東京を勝手にシリーズ化してご紹介しちゃいます! 積極的に東京散策を始めたきっかけは、コロナで仕事が激減し、時間がたくさんできたことから始まりました。
コロナ禍で得たものとは?
昨年(2020年)のコロナ禍で一気に仕事が減ってしまい、もちろんその分収入も減りました。
正直「まいったなあ」というのが本音……。ですが「楽になったなあ」というのも本音。仕事をなかなか手放せずにいた私はちょっと疲れ気味でした。否応なしに訪れたこの機会をきっかけに、生活のシフトチェンジをしようと思ったのです。
いただける収入だけでやりくりすればいいんだ! などと楽天的に考えました(でも無駄使いばかりで、ある日突然大好きな台湾に行けるよ! なんてなっても貯金なんてないかも……)。
その代わり手に入れたのが【時間】。これは有効に使わねばなるまい。と、好奇心のおもむくまま気になる場所にソロ活。感染者が減ってきてからは、時には友人とも出かけるようになりました。
時間に余裕ができたら体が楽になり、楽しめることが増えた!
体が楽になったから休日の遠出も苦ではなくなり、12月のとある日曜日には何年かぶりの【高尾山】へ!
8時に登山の入口「高尾山口駅」に集合するのに、余裕を持って6時前には家を出ました。寒いけれど日の出が遅くなるこの時期、真っ暗な空が徐々に黄金色になっていく様子を電車から観るのはとても好きです。
天狗伝説が残る高尾山は、手軽に登山ができると大人気!
【高尾山口駅】で無事に友人たちと合流。新宿から特急なら47分で行けて交通費も安価、始発終点で必ず座って移動できる(これとても大事! 笑)高尾山は、幼児から高齢者まで手軽に行ける大人気な東京の観光地です。ケーブルカーとリフトにも乗れるので、ワンコちゃん連れにも人気のようです。
久々の登山に「今日はリハビリね!」と登山口からリフトで途中まで行くことに。気温は6度と寒いのですが12分程度と聞いたので我慢我慢。しかしこれが大正解。まだ紅葉が楽しめ、モミジは赤々と陽に照らされ、空気は澄んで森林浴を思いっきり楽しめたのでした。
高尾山は正式名を【高尾山薬王院有喜寺】といい、霊験あらたかで天狗の伝説が残り今も山伏が修行している山。実際ホラ貝を吹く山伏に出会うこともあります。
たくさんある登山ルートの一つ、1号路で登れば途中たくさんの神社に参拝できます。小銭をポケットに用意しておくといいですよ。
途中東京の街や周りの山の尾根を眺めつつ、お団子を食べたりとゆっくりと登ります。
ほどなく山頂につき、景色を眺めたら食事です。まずは赤ワインで乾杯! 友人が持参したガス台でお湯を沸かし、温かいカップラーメンやコーヒーをいただくことができてこれがもう、楽しかった!
下山は吊り橋がある4号路を選択。幼児連れの親子や若いグループとたくさんすれ違い、ケーブルカー乗り場へ。ここでは名物、黒豆餡の【天狗焼き】を食べてくださいね。お土産はもちろん、焼き立てをその場で頬張るのも最高の幸せです。
ケーブルカーで下山し、駅までの間にある【TAKAO 599 MUSEUM】に寄り道。高尾山の生態系などを発信するミュージアムです。カフェもあるので、帰途に立つ前の休憩にも最適です。
手軽に登れるといっても、コースによっては遭難することもあるので、気を引き締めたいですね。12月中旬からはシモバシラという花につく氷の花も人気です。
久々の登山でしたが、楽しく終わった1日。これに味をしめて、また来年どこか登りたいねぇなんて無謀な計画を立てる私たちです。
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