片付け上手さんに学ぶ「捨てコツ&仕組み」#3

捨て活プロ伝授!台所から始める無理なく捨てる仕組み

公開日:2021/12/22

更新日:2021/12/23

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片付け上手さんに、捨てるテクニックと心構えを学ぶ特集です。第3回は「捨て活プロ」として物を捨てる指導をしている岡田敏子さん。表に出ているものを収納してみれば、捨てるべき物が押し出される仕組みになると言います。まずはキッチンからトライ!

捨て活プロ伝授!台所から始める無理なく捨てる仕組み

岡田敏子さんのプロフィール

おかだ・としこ 
1955(昭和30)年生まれ。「物を減らして豊かに生きる」を仕組み化して、「持ち物ダイエット」という独自のトレーニング方法で整理・収納術を確立。主な監修に『スッキリ捨てる持ち物ダイエット』(枻出版社刊)など。岡田敏子の幸せになれる捨活トレーニングホームページ

出ている物を1回しまえば捨てるべき物が押し出される

「物を増やしたくないので“収納の少ない”部屋を探しました」と笑うのは「捨て活プロ」として、個人宅やセミナーで、物を捨てる指導をしている岡田敏子さん。ご自宅にお邪魔すると、テーブルやボードなどの上にほとんど何ものっていないのに驚かされます。どうすればマネできますか?

「朝5分、寝る前の5分、目の前にある明らかなゴミを捨てることからです。道具は使うとき以外は決めた場所にしまい、収納できない物は捨てます。いつも何もない状態にしておくと掃除もしやすいし、気持ちよくなって、キープし続けたくなります」

とはいえ、なかなかそれができなくて……。

「捨てられない物を無理に捨てなくてもいいんです。まずは長い時間を過ごすキッチンや冷蔵庫の明らかなゴミを捨てることから始めると“捨てる決心”がつきやすいですよ」

冷蔵庫とキッチンで学んだ仕組みは、クローゼットや玄関にも応用できます。さっそく始めてみましょう。

冷蔵庫から始める「無理なく捨てる仕組み」

岡田さん宅のキッチン。調味料や油、皿、調理器具も置かれていません
岡田さん宅のキッチン。調味料や油、皿、調理器具も置かれていません

ステップ1:出ているものをしまう

ステップ1:出ているものをしまう

出しっ放しになっている物のうち、使っていない物は捨てて、使っている物をいったんキッチン内で収納します。シンクまわりにある調理道具や調味料、洗剤など、出ている物をシンク下、冷蔵庫にしまうことから始めます。

油・調味料は冷蔵庫へ。油類はコンロまわりやシンク下に置いておくと劣化します。調味料類も用途別に1種類だけにして、冷蔵庫のドアポケットに入れ、古い物やあまり使っていない物は処分します。

鍋・フライパンなど、調理道具はシンク下に。鍋、フライパン、お玉、ボウルなどは目的別に1種類に絞り、シンク下に。使うときだけ出し、元の場所へ戻します。

ステップ2:押し出された物を捨てるか判断する

シンクまわりの物をキッチン内で収納しようとすると収まらない物が出てきます。捨てるか、どうすれば収まるかをここで判断します。

ステップ3:捨てる

押し出された物のほとんどは、使っていない物、賞味期限切れの物なので処分します。いつか使うからと残すことはせず、思い切って捨て、物がない状態をキープしましょう。そして収まらない物は、二度と外に置かないようにすることが大切です。

物別に解説!しまって押し出す捨てるコツ

独立した息子たちの思い出は引き出し1つ分だけに

独立した息子たちの思い出は引き出し1つ分だけに

3人の息子のへその緒など、最後まで持っておきたい物だけを引き出し1つ分だけに。入らない物は捨てました。

食器は棚に収まる量だけに

食器は棚に収まる量だけに

食器は使う物だけを定位置を決めて収納し入らない物は処分。使ったら位置に戻し、それ以上は増やさない。

箱は明らかなゴミ。中身だけ保存

箱入りの菓子は、そのまま収納することはせず、中身だけ。残りの量もすぐわかります。

箱入りの菓子は、そのまま収納することはせず、中身だけ。残りの量もすぐわかります。

部屋のゴミ箱は常に空にすると捨て体質に

部屋のゴミ箱は常に空にすると捨て体質に

空の状態のゴミ箱に慣れると、たまるのがイヤになり、キレイな状態をキープし続けたくなります。

郵便物の封筒は捨て「人・金・物」で分ければ増えない

「人=病院・医療関連」、「金=請求書・明細書」、「物=仕事」で分類。用が済んだらすぐ処分します。

郵便物の封筒は捨て「人・金・物」で分ければ増えない

取材・文=松尾肇子、原田浩二(ハルメク編集部)、撮影=林ひろし ※この記事は雑誌「ハルメク」2021年5月号を再編集しています。

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