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更新日:2024年06月05日 公開日:2021年12月22日
片付け上手さんに学ぶ「捨てコツ&仕組み」#1
片付けに必要なのは「物を捨てる決心」だと整理収納アドバイザーのRin(りん)さんは話します。「もったいない」「思い出の物だから」「高かったから」といった迷いを捨てて、誰でも捨てられるようになる方法をご紹介します。
整理収納アドバイザー、ケアマネジャー。大人の暮らし方を紹介するブログ(www.rinsimpl.com)が人気。著書に『子育てが終わったら見直しどき 50代からの暮らしの整え方』(オーバーラップ刊)など。
突然ですが、あなたは物を捨てるのは得意ですか? 苦手だという人は、なぜでしょうか?
ハルメク編集部でアンケートを行ったところ(2020年11月実施、回答105人)、「物が多いから」「途中で疲れてしまうから」「物の捨て方がわからないから」などの理由を押さえて1位になったのが
「捨てる決心ができないから」。
捨てる背中を押してほしい、捨てていい物の基準を教えてほしい、そんな声が集まりました。整理収納アドバイザーのRinさんはこう話します。
「さまざまな家でアドバイスをしていると、10年くらい使っていない物でも“もったいないから”などの理由をつけ、捨ててはいけない物だと思い込み、捨てる決心がつかない。そんな人が多いんです」
ではどうしたらそんな思い込みから脱却し、捨てる決心をつけられるのでしょうか。Rinさんおすすめの方法は次の3ステップです。
目に付く場所の捨てられない物を取り出して分ける。明らかに不要な物は捨てる。
本当に大切な物だけで暮らす生活に慣れると、どんどん心地がよくなる。
分けた物のうち不要だと気付いた物は捨てる。今の自分には不要だけれども、使える物は譲る、寄付する、売ることにする。
「普段からよく目にし、あるのが当たり前だと思っている物を急に捨てようとしても難しいもの。判断に迷う物は箱に入れて見えないようにし、必要な物や好きな物しかない暮らしを体験してみてください。その快適さを知ってから分けた物を見直すと『もういらないな』と気付く物がたくさん出てきますよ」
もちろん、見直してみてやはり大事だと思う物は、取っておいて構いません。また、今の自分に必要なくてもまだ使えそうだという場合は譲る、寄付をするという選択肢も。「誰かの役に立つと思えば、意外と手放せる物も多いはず。自分の手元で使わず、ただ“あるだけ”ならば、早く誰かに渡した方が喜ばれますよ」。
次の記事からは、さらに具体的な捨て方のコツを紹介していきます。さっそく一緒に始めましょう!
取材・文=原田浩二、大矢詠美(ともにハルメク編集部) イラストレーション=高寄尚子
※この記事は、雑誌「ハルメク」2021年5月号を再編集しています。
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