清々しい空気の中、朔日参りへ
2022.02.26
公開日:2023年03月06日
戸隠神社と善光寺の1DAYトリップ
雪の戸隠神社はひそやかに、善光寺門前は賑やかに
雪の戸隠神社をお参りして、戸隠そばに舌鼓。山を下れば、善光寺さん。門前の食べ歩きも楽しみです。
パワースポット感UP!雪の戸隠神社 奥社
夏はキャンプついでの親子連れや、避暑で訪れる観光客で賑わう戸隠神社 奥社(長野県)。
冬はひっそりとして、よりいっそう神聖な空気に包まれています。
葉を落とした木々の間から、戸隠山の険しい稜線が望めるのも冬ならでは。
参道入口から随神門へ向かい、そこから奥社まで杉並木の道を約2km。
夏は、ゴロゴロした石に足をとられたり、段差につまずいたりするけれど、冬は雪に覆われて、凸凹がなく歩きやすくなっています。
普通のスニーカーでスタスタ歩く人もいれば、アイゼンを付けてストックを持って小休止しながらお参りするグループも。
参道の脇には、トレッキングコースの入口。
GWになれば、小鳥のさえずりが賑やかで、山の残雪が輝いて、水芭蕉も咲き始めます。
春はこんな感じ↓
ドサッという音に振り返ったら、雪けむりが上がっていて、木の枝にとどまっていた雪のかたまりが落ちてきた様子。あと数秒早ければ、私の頭上に?!
その後、何度も雪が落ちる瞬間に遭遇。ちょっと怖いけど、だいぶ面白い。ロンドン橋落ちた♪
そばどころ戸隠で、「お得そば」ならぬ「ごりやくそば」
戸隠は蕎麦の栽培が盛ん。
行列のできるお蕎麦屋さんがいくつかありますが、関西人の私からすれば、長野県の蕎麦屋はどこもおいしくて、ましてや、そばどころ戸隠。行列店にこだわることはありません。
昨年(2022年)、見つけた『たんぼ』。
駐車場にとまっている車は長野ナンバーばかり。地元に人気の店かも? と立ち寄ったら、大当たり!
今回も、その時と同じ「ごりやくそば」を注文。
山菜そばもいいし、山かけも体によさそう、天ぷらも食べたいわ、と蕎麦屋で迷う人にぴったり。なんせ、根曲がり竹やわらびなどの山菜×とろろ×野菜の天ぷらがのった“全部のせ”のお蕎麦なのです。
「ごりやくそば」というありがたい名前なのも戸隠らしい。
私なんかは、「お得そば」と呼んでいますが。
たっぷりの野沢菜漬けは長野ならではのサービス。
これで1000円。やっぱり「お得そば」です。
厨房の前には、「努力」の書が額装して掲げられていました。
「蕎麦打ちに日々精進」の意味だと思うけど、もし価格据え置きの努力なら、燃料費も天ぷら油も値上げしていることだし、努力でどうにかなるものでないはず。値上げしていいと思います。
1200円になっても「ごりやくそば」が「お得そば」であることに変わりはありません。
善光寺だるまとサヨナラするのがつらすぎて
戸隠神社から山を下って、善光寺さんへ。
昨年のお正月に買っただるまを返しにきました。
ダルマの色には意味があって、赤は家内安全、青は仕事運アップ、オレンジは挑戦、金色は金運向上、ピンクは恋愛成就などなど。緑は、健康祈願。
迷いに迷って、やっぱり健康第一よね! で、緑のダルマを選んだのでした。
リビングの本棚に祀っていたから、しょっちゅう目が合って、愛着していました。
だから、お焚き上げ供養のボックスに置き去りにするのがつらくて、つらくて。
こんなことで、泣きそうになるなんて、年のせい?
つらい思いをするから、もう買わへん!
……今年(2023年)は、ダルマを買いませんでした。
善光寺さんの参道は、おやきや栗スイーツ、お蕎麦屋さんなど長野ならではのお店が並んで賑やかです。お参りの後の食べ歩きが楽しいですよ。
冬の戸隠神社は、モノトーンの戸隠山と青空のコントラストがびっくりするほど美しく、シンと静かな時間は心を穏やかにしてくれます。
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