毎日のアップデート術 Vol.1

清々しい空気の中、朔日参りへ

公開日:2022.02.26

更新日:2022.02.24

毎月1日に神社に参拝する朔日参り(ついたちまいり)は、氏神様や近所の神社に日々の無事を感謝する目的で参拝する慣習の一つ。清々しくも厳かな時間は、まさに心が洗われるひと時です。

清々しい空気の中、朔日参りへ
愛宕山の頂上にある境内から見える福岡市内は絶景!

ビジネスウーマンなら行っておきたい朔日参り

フリーランスになって20年。打ち合わせなどでどうしても都合がつかない時以外は、ほぼ毎月朔日参りを実践しています。

朔日参り(ついたちまいり)とは、「1か月無事過ごせました」という感謝の気持ちと「今月もよろしくお願いいたします」というご挨拶を兼ねて、毎月1日に神社にお参りする慣習の一つです。

お正月の初詣ほど知られていない慣習ですが、自分でビジネスをしている人なら、とてもなじみのある慣習ですよね。

商売は相手への感謝から始まるものですから、神様にご利益をいただくというよりも無事仕事を続けられている感謝を伝える機会としてお参りしているビジネスマン・ビジネスウーマンは多いでしょう。

私もすでに習慣になっているので、毎月1日の午前中はできるだけアポを入れないようにしてじっくり時間をかけてお参りします。

今月もしっかり参拝してきました。

お参り時に絶景を楽しめる鷲尾愛宕神社

お参り時に絶景を楽しめる鷲尾愛宕神社

朔日参りに行く神社は自宅近くの神社か氏神神社、打ち合わせ先の神社のいずれか。

今月は、福岡市西区にある鷲尾愛宕神社に行ってきました。

この神社は愛宕山という小さな山の上にあり、急勾配の100段余りの階段を登らなければ境内にたどり着きません。

途中3回方向を変えながら上がっていくのですが、正直言って最後の数十段がきつい!

この赤い手すりが頼りです(笑)。

歴史の重みを感じる拝殿へ

歴史の重みを感じる拝殿へ

階段を上がりきると、愛宕山の頂上の中央に拝殿があり、その周囲を360度回れるようになっています。

最初の画像は、境内から見える福岡市内。

この日は曇りであまり遠くまで見えませんでしたが、晴れている日は玄界灘から福岡タワー、paypayドームまでパノラマの絶景を楽しめるんですよ。

西暦72年に創設され、福岡ではもっとも歴史の古い神社ということもあって、拝殿は落ち着いた趣。

拝殿の前に立って鈴を鳴らそうとした瞬間に、拝殿内で神事が始まってありがたさ倍増でした。

ちなみに神社に参拝したときに神事や結婚式が始まったり、神様の化身と言われるカラスや黒い蝶が境内を飛んでいたりしたら、歓迎されているサインなんだそうです。

そして何とも言えない心地よさを感じたら、その神社とは相性がいいのだとか。

いい悪いという意味ではなく、いわゆるしっくりくるという感じでしょうか。

人と人とのお付き合いでもそういうことありますね。

参拝のお楽しみ・おみくじ

参拝のお楽しみ・おみくじ

お参りを終えたら、おみくじを引くのも楽しみの一つです。

鷲尾愛宕神社は「目出鯛(めでたい)みくじ」「扇子みくじ」「だるまみくじ」などいろんな種類のおみくじがあって、選ぶのもまた楽しいんです。

今回は縁起みくじを引いて見たところ……大吉いただきました!

「くよくよすんな、前向いてがんばれよ!」的な内容で、特にくよくよしていないものの、今後どんどん運気が上がりそうなありがたい内容をしっかり胸に刻みました。

朔日参りで毎回おみくじを引いていても、大吉ってほとんど出たことがありません。

2022年はなかなかいい一年になるのではないかと秘かに期待しています。

 

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いのこ

インテリアコーディネーターとして日々現場を仕切りながら、感性が刺激される読書や美術館めぐりを楽しむ日々を楽しんでいます。長い時間を過ごす住空間を整えると気持ちもゆったりするもの。インテリアやアートにまつわるあれこれを発信します。Instagram

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