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- 何事にも動じない精神を身に付ける「写仏」のすすめ
60歳のとき、人に寄り添って生きるために「占いおばさん」になった春ちゃんさん。今回は、今回は、写仏の作法について紹介してくれました。写仏は、神社やお寺で習えるそうです。心を整える方法として、みなさんも試してみてはいかがでしょうか?
ろうそくの炎の色に表れるご先祖様の姿
手が凍り付くようにつめたかったから……
人のいない場所で、人や物の気配を感じたことはありませんか? また、男性でも、女性の生理の生ぐさい臭いを感じて吐き気がしたとか、凍り付くような冷たさを感じたりとか……。
私はいろいろな体験をしていますが、人はまったく見えないこと、感じないことは信じませんよね。私の不思議な体験を信じるか信じないかはあなた次第です。
私がパートで働いていた会社の私の直続の上司と、ふいに手が触れてしまったときのことです。凍り付くほどの冷たい手に、「何? この冷たい手、55歳で死んじゃうよ」と、私は思わず上司に言ってしまいました。
すると、その上司は、「55歳で死ねるか! まだ大学生と高校生の子どもがいるのに、バカにするな!」とすごい剣幕で怒鳴られました。
何の根拠もない、とっさに発した言葉でしたが、それから半年後に、その上司は仕事中に脳梗塞で亡くなりました。年齢はちょうど55歳だったと、後で知りました。
自分からふと出る言葉に自分自身でも不思議さを感じていますが、この経験以来、口に出すことは控えています。
神主様からの手解き
私の不思議な能力を知っている会社の人から、電車で一時間も離れた所にある神社の神主様を紹介されました。
その神主様に写仏の手ほどきをしていただきました。写仏とは、仏様の絵図を下絵にして、その上に薄い紙を当てて描きなぞって、仏様の姿を描くことです。絵画という造型、外側から内側に迫り仏さまの心と一緒になるものといえます。
私は、3回ほど写仏を終えたところで、ろうそくに仏様や龍神様、蓮の花が降りるようになりました。それは、ろうそくの色に表れます。
私の前世は、神社の巫女だったとかで、神様との縁が深いのだそうです。
写仏の仕方
用意するもの
- 数珠(あれば)
- 下書き用の仏画
- トレ-シングペーパー
- 小筆
- 墨
- 文鎮
- 絵具(ポスタ-カラ-、または、水彩。金色や銀色を装飾品に使うと、きらびやかさが増す)
場所
集中できる静かな部屋で行うこと
服装
私は白装束で行いますが、一般的には清潔な普段着で大丈夫です。
「不動明王様」の描き方の作法
火の中に飛び込んでまで人を助ける不動明王様の描き方の作法をご紹介します。
不動明王様の仏画の上にトレ-シングペ-パーを載せ、「これから描かせていただきます」と、数珠を持ち合唱して一礼し、「般若心経」を唱えます。
墨で描いた後に、好きな色で塗ります。
装飾品を金や銀色で塗ると、一層きらびやかさが増します。
終了したら、「ありがとうございました」合唱して、一礼します。
失敗した紙はまとめて、お寺に納経するか、紙を丸めた中に、線香一本に火をつけ、合唱して一礼をし、「般若心経」を唱えながら燃やします。仏様は、煙と一緒に天に昇っていきます。
燃やした灰に水をかけ、そのまま人が踏み込まない土の中に埋めます。マンションの場合は、観葉植物の土の中でもいいかと思います。
自分で描いたものは、額や掛け軸にして飾るといいでしょう。
魂を込めて描いた写仏に、毎日お水や線香を供え、「般若心経」を唱え、合唱すると、「不動心」に近付く一歩だといわれています。
ハガキ大に描いて机の上に飾り、これからの受験の励みとするのもおすすめです。
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