水の都「松江」と出雲、1泊2日

冬の島根。こたつ船遊覧と神秘の占い体験

公開日:2023.01.19

ぬくぬくこたつ船で、国宝松江城と武家屋敷を見上げ、スピリチュアルスポットで占いを体験。江戸時代の城下町と神話の国出雲を、1泊2日で訪ねました。

「ぐるっと松江堀川めぐり」はアトラクション気分

日本の水の都「松江」。

ベニスがゴンドラなら、松江はこたつ船。「ぐるっと松江堀川めぐり」は、松江城を囲む堀川を屋根付きのこたつ船で遊覧します。

「ぐるっと松江堀川めぐり」はアトラクション気分

低い橋をくぐる時は、屋根が下がります。船頭さんの合図で、みんな一斉に体を折り曲げてこたつに突っ伏し、狭い水路は、息をひそめて通過。時々ガガガリガリと、船の側面を擦る音も。大丈夫なのか?

「ぐるっと松江堀川めぐり」はアトラクション気分

水際では、亀が甲羅を干して、カワウが鋭い目でドジョウを狙っています。

水鳥は、バタバタと低空飛行して、船の進路を譲ってくれます。

テーマパークのアトラクションみたい!

「日本の道100選」の武家屋敷と老松の風情ある街並みや、松江城を眺めながら、約3.7kmを約50分かけて一周します。

「ぐるっと松江堀川めぐり」はアトラクション気分

乗り場は3か所あって、一日中乗り降り自由。

観光・アトラクション・移動手段の3つを兼ねて1500円。お得です!

国宝松江城はシブくて男前!

松江城天守は漆黒、装飾は少なく質実剛健。でも愛称は可愛く「千鳥城」。

「屋根の端が、千鳥が羽を広げた時のように上を向いているから」と係員さん。ほんと! 屋根の先が空に向かって曲がっている!

国宝松江城はシブくて男前!

現存天守なので、手を加えることができず、エレベーターはありません。

急な階段を上ります。

つるつる、てりてりの階段は、築城時のもので、桐でできています。

手すりにしがみつきながら最上階5階の望楼へ。

宍道湖や松江の街を一望。

国宝松江城はシブくて男前!

どよ~ん。階段をちんたら上っているうちに、冬の山陰らしい曇天に^^;

塩蔵や井戸を備えて、立て籠もる気まんまんのお城ですが、実際は、一度も攻められることがなかったそうです。

スピリチュアルスポット「八重垣神社」

松江市内にある「八重垣神社」の「鏡の池」は、女子に人気のスピリチュアルスポット。

スピリチュアルスポット「八重垣神社」

水面に占いの紙を浮かべ、硬貨を乗せます。

スピリチュアルスポット「八重垣神社」

スピリチュアルスポット「八重垣神社」

早く沈めば、願いは早く叶い、遠くで沈めば、待ち人は遠くにいると伝えられています。

スピリチュアルスポット「八重垣神社」

おお! 早い! 近い!

目の前で2分足らずで沈んだ。

隣りで見ていた女性が、「すごいです! とても早い! わたしは11分もかかりました」

そう? すごい? ありがとう!

早く沈んだこと以上に、一緒に喜んでくれる人がいたことがうれしい!

出雲は、ぜんざいや日本酒の発祥の地

出雲は、ぜんざいや日本酒の発祥の地

出雲大社。

独身の頃、良縁を祈願して、次は、息子たちに彼女ができることをお願いして、今度は、孫とのご縁を願ってお参り。

神頼みの人生です。

出雲はぜんざい発祥の地。「神在(じんざい)餅」に起因するのだそう。参道にはぜんざいを出す和カフェがいっぱい。

「日本ぜんざい学会」のぜんざいは、甘さ超控えめ。小豆が硬めで割れていないから、豆の味くっきり、ほっこりした食感。

出雲は、ぜんざいや日本酒の発祥の地

さらに、出雲は日本酒発祥の地。全国から集まった神様がお酒を造って宴会を開いたとかなんとか。

「ワイングラスで」のポップに惹かれて、お土産に「月山」。

出雲は、ぜんざいや日本酒の発祥の地

出西窯へ足を伸ばして、ようやく帰路に。

出雲は、ぜんざいや日本酒の発祥の地

買ったのは、青い八寸皿と小皿。

出雲は、ぜんざいや日本酒の発祥の地

鯛かスズキなど白身を合わせたかったけれど、節約してイナダ。

器は自分へのお土産におススメです。使うたびに、旅の思い出に浸れます。

■もっと知りたい■

みろく

信州との2拠点居住を始めて5年。住み慣れ(すぎた?)大阪を離れることで、関西の魅力を再発見!京都や奈良、神戸への遠足を楽しみつつ、全国を旅しています。元旅行会社勤務の経験を活かして、お得な切符やおもてなしのよい宿泊施設などを紹介していきたいと思います。

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