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- 「60の手習い」の総決算!還暦こそチャンス到来!
還暦の年に、生まれて初めて挑戦した日舞。9か月の間に、私の身に起こったことは? 還暦は、アンチエイジングのチャンスです!
労せずして痩せました
たった23回のお稽古で日舞の舞台に立った私。
無我夢中の9か月でしたが、気が付けば、出っ腹のだぶつきがなくなり、下半身がすっきりしたのです。体重はさほど変わりませんでしたが、洋服を着てもそれとわかるほどにシェイプアップしていました。
一番の成果は、姿勢が変わったこと。背筋がのびて、肩や背中の稼動域が広がり、立ち姿が若々しくなりました。
筋トレを懸命にすることなく、筋肉も少しずつついていきました。
50代の生活そのままで来ていたら、70歳手前で認知症になったり、歩けなくなったりしても不思議ではなかったかもしれません。
今では過度な負担がかからぬように、サプリも飲みながら、10年先、20年先を楽しみにする日々になりました。
発表会の総決算は、生き返り?
ボディケアの認識の他に、もう一つ変わったのは、鏡を見る回数と密度。年相応に、けれどその中に清潔感や美しさはいつまでも失いたくないと思うようになりました。
毎日顔をチェックしてたるみや筋肉に気をつけることは、少なからず「老化」に対する対策にもなるのではと思います。
何より生きる事に前向きになれたのは、大きな成果でした。自主的に運動できる環境にないならば、60歳を過ぎたらぜひ何か始めることをおすすめします。
本当に還暦というのはひとつの節目。ちょっとしんどくなってくる頃だからこそ、体と心を若返えらせるチャンスなのだと思います。
老いの先には何がある?
健康のためにと始めた60の手習いの日舞。思わぬ成果にほくほくなのですが、舞台を終えて感じたのは、「最上のものは過去にあるのではなく将来にある」ということ。
村岡花子(赤毛のアンの訳者)が在籍していた、東洋英和女学院の校長ブラックモア氏のことばです。
確かに、過去の思い出も栄光も、今の自分の肥やしにはなってはくれません。役に立ったのは、培ってきた経験と自分なりの生きる姿勢です。
日舞だけでなく、いろいろやりたい事もできてきました。同じくブラックモア氏のことば「旅路の最後まで希望と理想を」持ちながら進んでいこうと思っています。
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