コーチングは50代女性の仕事と人生のカギになるか?
2023.04.05朝の一服
朝起きて、まずは無言の行のようにコーヒーを入れます。コーヒー豆はコロンビア。
洗濯機を回しながらお風呂場の掃除、身支度をし、おにぎりやサンドイッチなどの軽いお昼のお弁当を作ります。インスタントみそ汁とチーズ、オレンジを一つ添えて出来上がり。保温ポットにはフレーバーティーを入れます。
さあ、その頃には洗濯が終わり、軽い朝食の後に庭に降りて洗濯を干します。その後は庭の花に水やり、これで準備オッケー、さて出勤。
家を出ればもう大忙し。日々4時間続きの授業、授業が終わればワークシートの採点、点検、雑務をこなして帰宅します。
夕方帰宅後はオンとオフを切り替えるために、ジムへ行って体を動かします。軽い運動でも続けることは体にも精神にも大切。ジム通いは10年ほどになります。
おやつの一服
夕食前のひと時は、お抹茶を一服点てます。甘い小さめの和菓子を楽しみながらひと休み、至福の時間になります。
夜には、次回の授業のプリント作りをパソコンで行います。常に19クラスの授業を持っていますので、作るプリントやワークシートも1、2、3年生用と多岐にわたります。直近のデータなども調べて頭に入れておく必要もあり、新聞も良い教材になりますので一通り目を通します。
若者に伝えたいこと
家庭科の教員として、衣食住はいかに大切かということ。死ぬ日まで人は食べ続け、住まい、着て暮らすことなんだよ、だから楽しく学んですべてを使いこなして楽しく生きようよ、と伝える思いで授業をしています。
なんでも楽しくないと続かない、簡単なことを楽しんでやることが大切です。料理の失敗談、子育てのエピソード、旅での面白い一コマ、海外旅行での失敗談、日本事情との相違点など生きることの楽しさを授業の中に笑いを交えて伝えています。
毎年3月になると3年生の授業はほぼ終わります。その頃各クラスでカードに書いたメッセージや、寄せ書きをしてくれた色紙など、一人一人から思いをつづったものが手渡されます。その文章を読むのがなんといってもワクワク、ウルウルの瞬間です。まさに教師冥利に尽きる言葉の数々です。
今年(2022年)も、いくつかのクラスからカードに書かれたメッセージが届いています。「9教科の中で一番好きな時間です」なんて書かれていると、もう天にも昇る気持ちになります。
油性の絵の具を水面に浮かべ、紙にマーブル状に揺れてできた模様を写し取るマーブリングでしおりを作ってグッドラックと書き込んだり、刺繍した布をパウチしてしおりにしたり、手縫いのコースターを作ったり。
その年によってまちまちですが、何かしらお礼の気持ちを込めて私から卒業記念にプチプレゼントをしています。
今年は、手縫いのコースターにしました。夜な夜な、少しずつ縫っています。喜んでくれるといいのですけどね。一人一人の顔を思い浮かべながら、未来に幸あれと思いを込めて縫っています。
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