自分らしく生きているのだろうか

いつの間にか3月

公開日:2022.03.17

三寒四温の日々の中で、いつものことですが、暖かくなったと一気に春服を出します。また寒い日があるのに。毎年のように同じことの繰り返し、いっこうに学習しないと溜息です。

気持ちが落ち着かないんです

いつの間にか3月

年が明けてずっと寒かったけど。ちょっとこの頃は、暖かな日があります。

いつの間にか3月
いざ美術館へ。二の丸広場を歩いて

熊本県立美術館へ「エビハラがいた時代:1945-1976」を見に行きました。海老原喜之助の出身地は鹿児島県。疎開先である熊本に住み活動し、若手画家を育成していきます。

いわば「異邦人」です。元々熊本とは何のゆかりもなかった彼が切り開いた力強さのある絵を見てきました。いつも絵の具を乗せること、厚塗りにならないように気を付けて作品を作っていますが、ガーンと頭をたたかれたような……。

そうかこんなふうに描いているのかー。じっくりと作品に入り込めて幸せでした。欠点を見せないことに気を取られると、迫力のある絵が描けない。熱くなることがなくなりつつある自分にパンチを与えてもらいました。無難に逃げてはいけませんね。勇気を出さねば。

自分らしく生きているのだろうか

季節は菜の花満開の春の訪れを告げている。亡くなった父、母は働き者でいつも忙しい人だった。天寿を全うし、人生を終えた。私は今オロオロしてる場合じゃないと思う。

自分らしく生きているのだろうか
窓の中でもがいている、描きかけの油絵

未練たらたら頭の中は堂々巡り

運転免許証の更新はがきが届いた。困ったなぁと思い、運転免許センターに相談してみました。今まではペーパードライバーでゴールド免許、身分証明書代わりに免許証を使っていました。やっぱり高齢者なんだから返納するのが正しいんだろうな。

高齢者の事故が報道されると身につまされる。あーでも……。自動運転車がもうすぐ実用化されようとしてる時なのに。法整備が追い付いていない。そういえばニュースで無人の区間運転が始まると言ってた。車のことはGPSが関係してるし、曇りだと乗れないかも。農道では機能しないかも。

返納がベストと思いながら……。後悔だけはしたくないと先延ばしにしているのです。

講習で高速道路を走ったときの快感が忘れられません。縦列駐車が一回でできず、追試を受けてやっとこさ免許が取れました。あのとき(ちよっと遅い38歳)すぐに車に乗って運転すべきだったけど、その頃は便利な所に住んでいて必要だと認識せず。あー後の祭りだなぁ。助手席に乗って楽してました。

やっぱり無理だろうか。講習を受けて、実車試験で不合格でやめるという結果もある。それだと諦めきれるし。あーどうしよう。返納する選択しかないのだろうか。まだ結論が出ません。

 

■もっと知りたい■

スミレ

高校の時に美術クラブに入り 油絵を始める。結婚し家庭に入り油絵はすっかり忘れて過ごしていたが、定年後に時間ができて絵を描きたいと思い、カルチャーセンターへ。だんだん面白くなり最近では展覧会に応募し、大作にも挑戦しています。

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

注目企画