50代女性一人旅!国内&海外のおすすめ場所10選!
2024.03.272021年05月15日
南信州を巡る
日本のチロル<下栗の里>
ポスターやパンフレットで見ていた、憧れの絶景、下栗(しもぐり)を訪ねました。何と標高は800m~1100m。豊かな自然、静かな山里の風景をご覧ください。
遠山郷
下栗の里のある、遠山郷は2005年に飯田市になりました。
遠山郷は【霜月祭り】国指定重要無形文化財(湯立神楽の古い様式を継承)で有名です。全国の神々、地域の神が集まります。年に一度の神と人との祭りです。朝の8時から翌朝の3時まで……スゴイですね。
ニュース映像等で見る【霜月祭り】のクライマックスは、煮えたぎる湯を、素手で飛ばすシーンです。恐ろしいほど神聖な感じがします。この祭りは『千と千尋の神隠し』のヒントになったそうです。
祭は本来、派手な花火や、神輿で練り歩くのを見るのではなく、感謝の心から湧いてくるものなのでしょう。
下栗芋(しもぐりいも)
初めての下栗です。別のエリアには何回も行き、温泉や釣りを楽しんだことがあります。数年前から夫が参加しているボランティアで、下栗芋(ジャガイモの種類)を植えに行くと聞き、ついて行きました。
下栗芋は伝統野菜で、他の場所で育てても、同じようにはできないと聞きました。いただいて、食べたことがあります。小さいですが、味が濃厚でとてもおいしい芋です。
昨年から足の調子が悪く快復してきたものの作業は無理なので、辺りの景色を楽しんたり、作業を見守ったりしました。
皆が作業している後方に、南アルプスの山並みが見えます。自宅付近では葉桜ですが、ここでは満開を迎えた桜や、まだまだ固いつぼみの桜がありました。
後方の雪山は、右が3013mの聖岳、左側が兎岳2818mです。
下栗の風景
芽吹き始めた緑、菜の花、そして桜、美しい季節が始まりました。機械での作業が終わり、聞こえてくるのは、ウグイスのさえずりだけです。
最高傾斜は38度だそうです。カメラを無理に傾けているのではありません。
天空の里・下栗
下栗芋の植え付けも終了し、絶景を目指します。作業した畑のところから少し上に駐車場がありました。
ここは標高1060m。ビューポイントへは遊歩道(約1000m)が整備されていました。
そのくらいは歩けます。森林浴はとても気持ちが良かったです。そして着いた展望台から絶景が見られました。
目の前に広がっているのは、【天空の里】そのものでした。
新鮮な空気、静かにそよぐ風までも有り難く感じます。さあ、深呼吸をして!
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