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新型コロナウイルスまん延の恐怖から、パニックになりそうな私を救ってくれたのは、ハルメクWEB編集者の「ことば」でした。感謝の気持ちを込めて、皆さまにもことばのお裾分けをしたいと思います。
雑誌「いきいき」がきっかけで始めたことば集め
昔、流行ったホワイトノート。見聞きした料理や著名人のことば、暮らしの知恵などをメモしてきました。ときどき見返しては生活に活かしています。きっかけは雑誌「いきいき」2009年9月号の特集でした。記事はコピーして、今も保存しています。ノートには、体や心の健康についての内容が多く記されており、気分よく暮らすにはどうしたらよいかということが気になり始めていた頃かなと思われます。
新型コロナウイルス感染者
2020年1月21日に大好きな京都に出かけて以来、遠方には出掛けていません。
ある日、家に戻り、ニュースで新型コロナウイルスのことを知りました。外国人観光客が多数で“ネヤネヤ”でしたから、ドキッとしました。(ネヤネヤとは方言で、人出が多く、混雑した様子をいいます)。
自宅前の道路を歩く人は、日に20人ほどかと思われるくらいなのに、用心してマスクをして歩く人、マスクをして自転車やバイクに乗る人を見て、「そこまでしなくても……」と思いました。当時、市内に新型コロナウイルス感染者は一人もいませんでしたので、人々の反応が少し大げさに見えたのです。
その後、大都市への行き来で感染した人がいるというニュースを何度か見ましたが、過剰と思えるほど皆さん感染に気を付けていたので、私の地元・長野県では、新型コロナウイルスの感染はそう広がらなかったと思います。
不安感が募る
そのうちに、長野県の北部で感染者がみられるようになり、2020年11月中頃からは、中部や南部の町村で感染した人の数を、ニュースで毎日のように聞くようになり、危機感が増してきました。
病院に”エクモ(人工心肺装置)”などというものがあるんだろうか? ICUがあるのは知っていました(双子の孫がベビーの方に入っていましたから)。でも、収容人数は? という疑問が湧いてきました。
小さな地方都市では、多分どこでも同じような心配をしている方がいるのではないでしょうか? 悪い状態をいろいろ想像し、不安がつのってきました。確かに東京などのような感染者数ではありませんが、目に見えないウイルスで、都会のように感染者が増えたら、生き延びるのが難しいのではと心配になってきました。
ハルメクWEB編集者 Iさんとのやりとりで
そんな不安の中、ハルメクWEB編集者Iさんへのメールの中で、私は不安をもらしてしまいました。
その後、今までに経験がなかった出来事が起こりました。11月30日の夜メールを確認し、Ⅰさんからの返事を読んでから、お風呂に入りました。湯船に浸かっていると、何だか急に心が軽くなってきている気がしました。
WordやExcelで範囲を選択したとき、色が変わっていくような感じで、頭の方から下に向かって何かが下りていくのを感じました。
「あれっ!」さっきまでの不安が消えていきます。何だろうと思いました。ハルメクWEB編集者Iさんの「ことば」が効いたんです。本当に救われました。我に返り、パニックにならずに済みました。こんなことってあるんですね。
ハルメクWEB編集者 Iさんのことばは、
「それでは、お互いコロナに気を付けて、ぼちぼち元気にまいりましょう」というものでした。
何気ない一言かもしれませんが、本当にありがたかったです。それ以来、安定した気持ちでいられるようになりました。
つい先日、市内で集団感染が心配されましたが、市の対応と市民皆さんが用心しているおかげで、今のところ大丈夫なようです。
人を救うことば
ハルメクWEB編集者Iさんからは、他にも
「不安になり過ぎず、がんばり過ぎず、とりあえず今日をやり過ごしていきましょうね!」
「コロナはきっとまだまだ続きますので、気分転換する方法を工夫してストレスをためないように過ごしてまいりましょう」
など、言っていただきました。
映画「シンドラーのリスト」の最後の方のシーンでは、「一つの生命を救う者が世界を救える」ということばがあります。
私のホワイトノートにも
「世の中はすべて原因と結果で動いている」
「必ず希望はみつけられる。日はまた昇る」
ということばがあります。
それでは皆様、お互いコロナに気を付けて、ぼちぼち元気にまいりましょう‼
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