手作りは楽しい!

秋の味覚を楽しく味わう炊き込みごはんのレシピ

公開日:2020.11.10

いろいろなものを手作りすることが大好きな渡夢来さん。今回は秋の味覚を味わういろいろなごはんの作り方を紹介してくれました。ちょっとした工夫で毎日の食卓が秋色に染まって食事が楽しくなりますね。

秋の味覚を味わおう! 栗ごはん編

散歩中に栗を発見しました。今にもはじけそうです。2020年は、新型コロナウイルスが流行、豪雨で水害が心配、気温が高くて大変、雨が降らない、大型の台風がやってくるなど、次々と心配事が起こりました。

そうこうしているうちに、秋がやってきていました。秋の味覚を楽しく味わいたいと思います。

たわわに実った栗
たわわに実った栗

ときどき行く農産物直売所で、鬼皮をむいてある栗を見つけました。なんてありがたいことでしょう。栗の皮をむくのは、とても手間がかかるのです。

早速、栗をたくさん入れて、ご飯を炊きました。栗が崩れないようにそっとよそい、大好きなゴマをたっぷりとかけます。

栗ごはんの分量(6~7膳分)

  • 白米……1.5カップ
  • もち米……1.5カップ
  • 栗……約200g(渋皮をむいた状態)
炊きあがった栗ごはん
炊きあがった栗ごはん

秋の味覚を味わおう! タカキビごはん編

次はタカキビご飯をご紹介します。

下の写真右側が、長野県下伊那郡天龍村産のタカキビです。ほのかにピンク色に炊きあがったご飯を見ると、心が和みます。とても香ばしいご飯でした。「秋だなあ!」って感じます。以下の分量で作りました。

タカキビごはんの分量(6~7膳分)

  • 白米……3カップ
  • タカキビ……大さじ2 (※熱湯に30分、または、水に一晩浸けておく)
  • 水……炊飯器で3カップ分のごはんを炊く水分量+大さじ2
  • 自然塩……小さじ1弱
タカキビ入りのご飯とタカキビ
タカキビ入りのご飯とタカキビ

秋の味覚を味わおう! モチキビごはん編

次は、モチキビごはんを炊きました。長野県下伊那郡天龍村産のモチキビです。天龍村は長野県最南端にある村で、愛知県と静岡県に接しています。長野県では毎年、天龍村から一番に春の便りが届きます。柚子も有名ですし、鉄道マニアの方が注目する秘境駅(中井侍駅・為栗シテグリ駅・伊那小沢駅)もあります。

モチキビはとても小さい粒です。いりゴマの1/3~1/4位の大きさでしょうか。黄色のつぶつぶがかわいらしいです。「もち」と名前に付くだけあって、もっちりとした食感が特別に、おいしいです。黄金色に輝くモチキビで食卓が明るくなりました。炊いても、色が変わりません。下の写真の深緑色のものはシソの煮物です。

以下の分量でもちきびごはんを作りました。 

もちきびごはんの分量(6~7膳分)

  • 白米……2と1/2カップ
  • モチキビ……1/2カップ
  • 自然塩……小さじ1弱
  • 水……炊飯器で3合分弱のごはんを炊く水分量

※モチキビは、水を何度も替えてしっかり洗うとおいしいと注意書きがありました。

モチキビご飯
モチキビご飯

秋の味覚を味わおう! 栗赤飯編

別の日、また鬼皮がむいてある栗を見つけました。今度は栗赤飯を炊きました。圧力鍋を使い、もち米で炊きました。ちょっと白米を入れた方がよかった気がします。

栗赤飯
栗赤飯。湯気で思ったように写真が撮れませんでした。余った栗は甘く煮てヨーグルトと食べました

わたしのおすすめごはん1 イタリアンごはん編

トマトは赤いほどグルタミン酸(うま味成分)が多いそうです。ドライトマトをごはんに入れたらどうかしらと思いつき、早速夏に作ったドライトマトを使いました。

真夏に作ったドライトマト
真夏に作ったドライトマト

私流のドライトマトの作り方は、昨年の8月に「夏の暑さを利用して、ドライトマト作り!」の記事で紹介させていただきました。ミニトマトは生のまま冷凍保存しても大丈夫だそうですが、それでは冷凍庫の中でかさばってしまいます。ドライトマトやトマトソースにすれば場所を取りません。 

白米に、ドライトマト、エリンギ、少量のオリーブオイルを入れて炊き、イタリアンのご飯が出来ました。ドライトマトを作るときに塩を振っているので、塩は入れませんでした。(エリンギは焼いてから入れた方がよかったかなと思いました。具や味付けなどを工夫して、また作りたいと思います。

ドライトマトのイタリアンご飯
ドライトマトのイタリアンご飯

わたしのおすすめごはん2 玄米小豆ごはん編

玄米小豆ごはんの作り方は、以前、友人に教えてもらいました。炊飯器の玄米コースで炊けるので便利です。

分量は、白米2カップに対し、小豆は1/4カップという割合にしました。塩をひとつまみ入れました。歯ごたえのある、香ばしいご飯が炊けました。玄米も小豆も体によさそうです。

玄米の小豆ご飯
玄米の小豆ご飯

次は「サツマイモのご飯もおいしそう♪」などと、思いを巡らしています。おいしい秋を楽しみましょう!

 

渡来夢さんの記事

渡来夢

美しいものに触れたいとの思いから美術館に行ったり、植物を育てたり、きものリフォームなどの手芸を楽しんでいます。元気でいられるように、ピアノの練習やパンを焼くことにも挑戦しています。『やってみよう!』の精神で。日常こそ大切、工夫して、お金をかけずに楽しむこころ豊かな暮らしを目指しています。

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