初めてでも簡単!おしゃれな布ぞうりの作り方
2023.08.022020年08月27日
手作りは楽しい!
今あるものを生かして物を作る楽しさ
きものリフォームが趣味という渡来夢さんですが、今持っている布や友人・知人からもらった布を活用して、衣類やバッグなどを作っています。渡来夢さんの物に愛情を持ち、大切にする心が伝わってきます。
食料品の買い出しは自作のマイバッグで
2020年7月1日から、プラスチック製買い物袋(いわゆるレジ袋)が有料になりました。経済産業省が国を挙げて取り組むということは、環境問題を考慮し、レジ袋の消費を全国的に減らさなければならないということでしょう。レジ袋が有料化されてから、皆さんはお買い物袋はどうされていますか?
確かに都会や観光地に出掛けた際、たくさんのレジ袋をもらっていました。便利でしたが、違和感がありました。というのも、私たちの地域(長野県南信州・飯田市、長野県下伊那郡の町村)では、もう10年以上前から、マイバッグを使用して、レジ袋の使用を減らそうという取り組みをしていたからです。かなり前から、ほとんどの人がお買い物袋を持参するか、段ボール箱で運んでいます。私も自分で作ったお買い物袋や、おまけでもらった薄いポリエステルのエコバッグをずっと使ってきました。ですから、「国は今頃何を言っているの?」といった感じがしています。(コンビニエンスストアでの買い物は、しないのでよく分かりませんが)。
写真右はPTAなどの資料を入れるのに便利なサイズ。写真左はいただき物や手持ちの端切れをつなぎ合わせて作った、孫娘のピアノ教室用のバッグです。
写真中央は食料品の買い物に現在使っています。忘れると困るので、いつも3個くらいのマイバッグを車に積んでいます。どこかでもらったポリエステルのエコバッグは、かさばらなくていいかもしれませんが、牛乳やキャベツなど重いものを買うのには適していません。持ち手部分が食い込んで手が痛くなります。私が作ったバッグは、持ち手には芯を入れ、ジーンズ店で購入した生地で作ったので、重量のある物でも大丈夫です。
私たちの地域では、きれいに洗った肉や魚用のトレーや、洗って乾かした牛乳パックを各店舗で回収してくれます。店により、飲み物の空き缶や、ペットボトル、紙類も回収してくれています。ですので、きれいにした食品用トレーや牛乳パックをマイバッグに入れて、回収してくれるお店まで持って行きます。
私が作ったお気に入りのバッグ
前回の記事で、きものリフォームのバッグをご紹介しましたが、今回は木綿のプリントやしまってあった布地で作ったバッグを紹介します。裏も表も使えるリバーシブルにしました。
上の写真の4つは、口布と持ち手を帯地で作りました。右から2つ目は、昨年11月に紹介させていただいたチュニックの余り布で作りました。持ち手に弱い部分があったのを補強して隠しました。チュニックとおそろいで持ちたいと思っています。
自分なりに決めていることがあります。それは、長年集めたいろいろな物たち、知人友人からのいただいた物を、何とか形ある使える物にしていこうということです。ですから、新しく何かを買うことはありません。新しく物を買うのではなく、工夫をしています。近頃のニュースでも、断捨離で大量に出されたゴミが問題になっていますね。
端切れ布をつなげていけば何かになると思いながら製作をしていたら、いろんな布の組み合わせから新しいバッグができました。上の写真の下段のバッグは、3.5cm幅の端切れを適当につないで作ってみました。以前使っていたバックの金物がキーなどを付けるのに具合がよかったので、5個くらいとってあります。
バッグにその金具を取り付け、金具のひもを長くしたので、金具に取り付けた物の重みで引っ張られることがありません。車のキーがそのまま差し込めて、調子がいいです。ベンベルグのポケットは入れ口の一方だけを固定しました。生地が薄く、滑りがよ過ぎるせいか、もう少し工夫が必要と感じています。友人が「そのバッグ、いいね」と言うので、7月には、雨を心配しつつも作業を続け、着物リフォームのバッグ、木綿のバッグ、小さな端切れをつないだバッグ、全部で10個できました。
涼しげなニンジンボクの花
我が家のニンジンボクは、小さな挿し木から育て、6年が過ぎ大きくなりました。ラベンダーの後に咲きます。詳しくは知りませんが、種が漢方薬になるとか耳にしました。調べてみようかなと思います。近くには無い木なので、道行く人が不思議そうな顔で見ています。蒸し暑くてうっとうしい季節ですが、この花を見ると、爽やかな感じがします。ちょっとした雨間に、花に誘われてハチが飛び交っています。