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- きものリフォームで友人のリクエストに応える喜び
長年にわたり、きものリフォームを続けてきたやまきさん。口コミで、着物をリフォームしたい人たちが、やまきさんを訪れているそう。今回は、不要な着物を使ってもらおうと持ち込んだ話や、友人とのエピソードを話してくれました。
かかしの里のひな祭り
近隣に「奥播磨かかしの里」というエリアがあります。「巨大ひな壇」と銘打って、人物大のかかしでひな人形が作られ、飾られています。2020年は1月13日から「ひなまつり」が開催されたので、家族や友人と見に行きました。かかしのひな人形の豊かな表情につられて、ひな祭りに集う人々(かかし)も満面の笑顔で心が和みました。
私はかかしの衣装にひかれ、一体一体、じっくり見てきました。五人囃子は女物の羽織、男雛(おびな)は道行コートや帯で束帯風に作られていました。着物や羽織をそのまま着られるかかしはともかく、束帯や袴作りは大変だったろうな、たくさんの着物が必要だったろうな、などと感心しながら見て回りました。そこで思いついたのが、うちにある不要な着物を使ってもらえないかということでした。次女が扇舞を習っていたので、私が製作した紋付や袴が数枚あるのです。
担当の方とお話ができ、後日きものリフォームを一緒にしている人と、衣服を持って行きました。道端や田畑や庭には大勢のかかしがそれぞれ作業をしたり、バスを待っていたりします。雨や強い日差しを受けているかかしたちは着替えが必要かと思ったので、私が提供した衣服が役に立てばうれしいです。
色無地で作ったブラウス
親戚からしつけが付いたままの無地の紋付をいただきました。見た途端、「友人に似合いそうな色だな」と思ったのですが、手を付けないまま2年ほど保管していました。
まず1枚作ってみようと思い、最新のスタイルブックの作品を参考にギャザーブラウスを作りました。出来上がったものを(下記写真左)試着すると、やはり友人の顔が浮かんできました。友人が気に入ってくれたらあげようと思ったところへ孫娘が登場。なんととそっくりな色のブラウスを着ていました!(下記写真右)
孫娘のブラウスの袖に大きめのリボンが付いていました。すぐに私も小さめのリボンを付けて、おそろいになりました。孫娘とおそろいのブラウスがうれしくて、友人にこのブラウスをあげるという考えはすっかり消えてしまいました。
先日、友人宅を訪問したとき、このブラウスを着ていきました。他の新作のブラウスも見てもらうために2着持参していたのですが、友人は会った途端に、「わあ! 私の好きな色」と声を上げ、
「ちょっと試着させて」
「私にぴったりや!」
「このブラウスは私がもらうから、あなたは持ってきたブラウスを着て帰ったら?」
などと言ってきました。そこまで気に入ってくれるならとうれしくなり、「本に載っていたブラウスにはリボンが付いていなかったの。外そうか?」と言うと、「いやいや、全部このままがいい」と言ってくれたので、そのブラウスを脱いで、友人に渡して帰りました。
昨日彼女から「あのブラウスを見た人が、同じものを作りたいから、型紙が欲しいそうよ」と聞きました。自分では「孫とおそろい」という点に価値があっただけだったので、「そんなにいいかしら?」と思いつつ、違う色無地で製作中です。
名古屋帯から作ったトートバッグ3つ
前述の友人宅訪問の続きです。
彼女が知人からもらったという名古屋帯を出してきて、「これでトートバッグを三つ作ろう。「帯の提供者と、私とあなたの分を」と言うので、早速帯を裁断しました。ミシンをかけて作業を始めましたが、その日は時間切れ。表、裏、紐などの縫製を友人と分担したものを組み合わせて、やっとトートバッグが出来上がりました。表はよく似ていますが、内側のポケットは大きさや位置を変えて、三人三様に仕上げました。
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