
50代から「英語の学び直し」♪
「英会話ができるようになりたい」と、50代から英語を学び直す方が増えています!スキマ時間で簡単に英語学習ができるおすすめの方法は?
公開日:2025年03月27日
ちょっといいはなし
ハルトモ読者ライター一期生となり早や7年。旅行しても食事に行っても気付くとネタ探しをしている自分がいました。記事にして先方の確認を取るやりとりの中で、初めて知ることのなんと多かったことか! とても勉強になり成長させて頂きました。ありがとうございました!
子どもの頃から文章を書くことが大好きな私は、ハルトモ倶楽部 読者ライター募集に運試しのつもりで応募しました。そして旅行部門担当として採用していただき、もうすぐ7年が経ちます。
新卒で旅行業者になり、一度中断はあったものの再度旅行業に復職したときでもあったので、旅行の楽しさを皆様にお伝えできるチャンスとばかりに張り切りました。
最初の数年は年に1、2回旅行記をアップするローペースでした。ところが、途中から月に2本の記事、つまり年間24本の記事を書くということになり、それだけの「ネタ」を見つけないといけなくなりました。
私の生活は一変しました。大げさに言えば、毎日が記事のネタ探しになったのです。
最初は旅行ネタのみで書いていましたが、途中からはそれ以外でも良いことになり、もう一つ書いてみたいジャンル「おばさんの実験」シリーズの記事を書きました。
子育てをしながら子どもとした実験、一度やってみたかった実験。セミの幼虫を家で羽化させたり、日光だけで目玉焼きができるか? 海の水から塩が採れるか? などの基本は家で誰でもできる実験です。
記事用の写真には苦労しました。プライベートの旅行では、ハルトモ倶楽部に載せられるような写真はほとんどありませんでした。そう気付いてからは、友人や家族に協力してもらい、記事を書くための写真を撮るようになりました。
旅行業者として旅をする場合、業務中でもここぞと思うところでは他者が写り込まないように注意しつつ、一応スマホのシャッターを切っておき、あとから電話で記事を書いて良いかの許可取りをしました。添乗用の旗の棒の先が入ってしまっているお粗末な写真もありました。
記事を書くのに一番大変だったのが、先方の確認取りだったと思います。例え読者ライターとして書いた記事だとしても、ハルメクの冠があるウェブサイトにアップする場合、先方にご確認いただけない記事は載せるべきではないと思っていました。
書きたいところ(もの)を見つけると、まず記事を書いて良いかどうかお尋ねしました。さる寺院で「ここは祈りの場なので困る」とその場ではっきり断られました。半面、宗派が違う寺院では「ここは誰のものでもないから好きに書いて良い。ただし間違ったことは書かないで欲しい」と言われました。後者は逆に責任重大で未だに書けていません。
研究機関では、正式名称をどう略すかでカンカンガクガク、許可が出るまでに何か月もかかったこともありました。
またある施設では、出版物を購入しその通りに書くと「その本が間違っているから」と赤字が入ることもありました。
いずれも今では懐かしい思い出です。
普段の生活ではお目にかかれないような責任者の方とやりとりさせていただいたおかげで、世間にはいろいろな方がいて、いろいろなシステムの存在を知ることとなりました。
60年以上生きても、私の世界はまだまだ狭いものなのだと自覚させられました。
この年になって世の中を知る良い機会を与えていただいて、本当に良かったと思っております。
一昨年12月能登地方に旅行しました。その折、珠洲の塩田と羽咋の宇宙博物館の記事を書く手はずを整えましたが、翌年元旦に大地震が起きました。
頃合いを見計らって復興応援記事を書くつもりでしたが、叶いませんでした。
せっかくご許可をいただいているので、いつの日かどこかで書いて応援したいと考えております。
この読者ライターの経験が、そんな気持ちにさせてくれたのは大変ありがたいことだと思っております。
(おわり)
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