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2024.12.202024年12月29日
ちょっといいはなし
とってもカンタン!自家製「割り干し大根」を作って食べてみませんか?
大根一本は使い切れないから半分しか買わないのはもったいない! 生で食べない部分はザクザク切って網に並べて数日干すだけで保存食「割干し大根」ができます。甘みも栄養価も大幅アップ! 半生タイプや長期保存向きもできて使い方も簡単です。ご自宅で作ってみませんか?
割り干し大根って何でしょう?
お店で購入できる干し大根のほとんどは、大根をピーラーで薄く長く切って干した「切干し大根」です。
こちらもおいしいのですが、自分で細く長く作るのは根気がいりそうです。
それよりも簡単に作れる「割干し大根」を作ってみませんか?
生大根をただお日様に当てるだけなのですが、甘味は生よりグンとアップ。栄養価もざっくり示すと、カルシウムは20倍、カリウムは15倍、葉酸は6倍、食物繊維は15倍になるそうです。
この栄養価の比較は100g当たりの比較なので、水分を飛ばしている分、凝縮されているから単純比較はできないと考えることもできますが、太陽の力はやはり偉大だと思います。
割干し大根を自宅で作るって?
大きくてみずみずしい大根をまるごと一本買うと、少人数家族では使いきれないうちにダメにしてしまうことってありませんか?
もったいないから割高でも半分買うと言う方も多いと思いますが、それはもったいない。
余っちゃうなと思った部分は皮ごと(皮が汚かったら汚れを取っても、全部剥いてもOK)ザクザク大きめに切って網に並べて干してみましょう。
2~3日干したら半生タイプ、7日くらい干してカリカリにすれば長期保存できます。
自分の好みのタイプを見つけるのも楽しいです。
割干し大根の作り方
生大根を皮付きのまま7~10cmくらいの輪切りにします。それを立てて包丁で6等分から12等分(大根の太さと好みによる)に割っていくのです。
それを、私は100円ショップ(100円ではないけど)でも売っている三段網になるべく重ならないように並べて、毎朝物干し竿の洗濯物の傍らで干し、夕方には取り込みます。
普通のザルに並べても大丈夫、要は乾きやすくしてあげることです。
ポイントは雨に当てないことと、手で触らないこと。
万一雨に当ててしまったら、その場で割干し大根作りは中止にして、水でサッと洗ってすぐに煮込み料理にしてしまいます。
手で触らないようにするには手袋かお箸でつかみます。人間の手には雑菌がたくさんいます。特に長期保存する場合は、カビの原因になるので触らない方が良いのです。
割干し大根を料理しましょう
市販の切り干し大根は、あらかじめ水で戻して~とありますが、
- この自家製割干し大根はお鍋に入れて、かぶるくらいのたっぷりの水を注いだら、蓋をしてそのまま即煮込んでしまいます(長期保存用にしたものは水で戻した方が良いかもですが)。
- 割干し大根が柔らかく戻るまでは弱火で煮込みます。
- その後油抜きした油揚げやさつま揚げを入れて、出汁を入れてもいいですね。再度蓋をして煮込みます。
- 蓋を取り、つゆの素を回しかけ、弱火の強火で水分があらかたなくなるまで煮込んだら出来上がり。
とっても簡単ですね。
お好みの割干し大根を作ってみましょう
大根の割り方、干す日数で煮込む時間が違ってきますし、歯ごたえも違います。
好みの割干し大根を作るまでいろいろ変えてみる(厚めのいちょう切りに切るとか)とおもしろいと思います。どちらにせよ、すごく甘くなっていておいしいです。
そして、もっと長く保存したいときはジップロックなどに入れて冷蔵、冷凍がおすすめです。
また、私は調理したものを冷凍保存しておき、一品足りないときに出しています。
簡単にできておいしい、自家製割干し大根を作ってみませんか?
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