50代女性一人旅!国内&海外のおすすめ場所10選!
2024.03.272024年10月22日
ちょっといいところ
想像を遥か越え!再訪したいサグラダファミリア(上)
5月サグラダ・ファミリア初訪問。天才ガウディの未完成だが世界中の人々を引き付けて止まない聖家族教会。へそ曲がりの私は鳴り物入りの作品には厳しい見方をしがちですが、今回ばかりは参りました! 何度でも来たい、他の作品も見てみたいと思いました。
サグラダ・ファミリアって?
サグラダ・ファミリアは、スペイン バルセロナにある天才建築家アントニ・ガウディの代表作といわれる聖家族教会のことです(ちなみに聖家族とはイエス・キリストとマリアそしてヨセフのことを指します)。
ご存じの方も多いと思いますが、まだ「未完成の教会」でそういう意味でも世界でもっとも有名な教会の一つだと思います。
サグラダ・ファミリアはなぜ未完なのですか?
先日「どうやら没後100年の2026年には完成を迎えるようだ」とニュースで報道されましたが、バルセロナのガイドさんはあっさり「それはムリでしょう」と話していました。
ガウディが目指した「完璧な教会」の完成を複雑なものにしている理由は、ガウディ没後36年に勃発したスペイン内戦により、聖堂は被害に遭い、模型や図面類も破壊され焼失してしまったからです。
それ以来、彼の意向に沿うべく手探り状態が続き、完成をより一層難しいものとしているのです。
天才建築家アントニ・ガウディって?
ガウディは1852年スペインのタラゴナ県に生まれ、1868年建築を学ぶためにバルセロナに移ります。1978年建築課程を修了し、パリ万博に作品を発表。それを機に生涯のパトロンとなるエウセビオ・グエル氏に出会います。
1882年に着工した聖家族教会を1883年より引き継ぎ、設計変更。世界でも類をみない「完璧な教会」を目指しました。
バルセロナに多くの素晴らしい建築をし、数々の受賞もしますが、1914年よりサグラダ・ファミリアの建築のみに専念します。教会に寝泊まりし、全財産を投げうって建築を続けました。
1925年「生誕のファザード」の最初の鐘楼が完成します。
1926年73歳で市電にひかれて亡くなるまで、正に人生の全てを捧げたのです。
サグラダ・ファミリアを見学するには
世界的にも大人気なサグラダ・ファミリアに入場するには、事前予約が絶対に必要!
歴史的建物を保存するため、入場者数を制限(15分ごとに300人)しているからです。当日券もあるようですが、数時間待ちも当たり前ですし、売り切れて入場できないことも多々あるよう。時間のない私たち旅行者は絶対に事前予約がおすすめです。
また、事前予約していても入場には時間がかかることもありますし、見どころ満載なので個人で行く場合、半日は見ておいた方が良いと思います。
今回は予約の時間にガイドさんと行きましたので効率よく回れましたが、中も広いし美しい内部を堪能するためには時間をたっぷりとっておいた方が良いでしょう。
当日の滞在時間制限はないはずです。なるべく早い時間の入場を目指しましょう。
次回(下)はサグラダ・ファミリア内部の魅力をご紹介します。
■もっと知りたい■
私が行ったのはずいぶん前ですが、入場制限はなかったですね。今はすごく混雑しているのですね。長~いベンチや、カサ・ミラ、魅力的ですね。バルセロナ、裏道を歩いてみたら違う世界が広がっていました。観光地以外は英語が通じなくて困りました。ライターの翠です。
翠様 お読みいただきありがとうございます。現在はヨーロッパ中どこも分刻みの事前予約・クレジットカードでのチケットの事前購入が必要になってきているようです。予約もなかなか取れにくく。そう言う訳でオール込々のツアコン付きツアーに参加しました。スペイン語べらべらのスーパーツアコンさんで、ローカル英語ガイドの何倍も詳しい説明でスペインを堪能しました。今ではかなり英語を話す人が多くなってるようですよ。次回はバルセロナの裏道を歩いてみたいと思いました。