きっかけは……私に響いた「お弁当はギフト」の一言⁉

幾重にも広がっていく素敵なハーモニー♪

公開日:2024.12.03

この秋出会えたベラルーシ共和国出身・気仙沼在住のアンナさん。小春日和の11月に気仙沼まで会いに行きました。優しい海風とおいしいコーヒー……楽しい時間が流れます。「好き」から生まれるハーモニーは広く深くつながっていきまーす!

幾重にも広がっていく素敵なハーモニー♪
ご縁いただきました!青空のごとくスキっと果敢に人生を切り開いていく~菅原アンナさん~

再会から始まるアンナさんとの出会い

ある日、久々に会った同級生は地元に愛される日本料理店の親方になっていました。

彩り豊かな旬の素材を彼らしい優しい味に転化させ、味はもちろんのこと、ストーリー性のあるお料理が特色の「大人の隠れ家」的お店です。お弁当&仕出しもやっています。

再会から始まるアンナさんとの出会い
ミシュランガイドにも載った ~和彩 Seed`s
​​​​​右から女将さんのジュンさん・親方の種子氏・愛弟子の加藤氏​​​​​​

なん十年ぶりの再会だったこともあり、思い出話が尽きることはありません。一瞬で懐かしいみんなの顔を思い出します。こんな時って昔の笑い話ばっかり~笑笑。

再会から始まるアンナさんとの出会い
彩り豊かでおいしそう……

再会から始まるアンナさんとの出会い

草の根外交⁉

そんな時、何気ない会話の中で「食べる人を思い浮かべ、心を込めて作るお弁当は本物のギフト……ってことを受け止め、一生懸命手伝ってくれたベラルーシ共和国出身の方がいたよ」って教えてくれました(商品として売買される「お弁当」の概念は日本と外国では若干違うのかな?)。

異なる文化の交差点がここにある⁉

親方、やるじゃないですか! 「お弁当はギフト」いい言葉♪

そう感じると同時に、私は強烈にアンナさんに会ってみたくなりました。

草の根外交⁉
和彩 Seed`s  ​​​​​おもてなし仕出し料理の一例 
親方のもと、お弁当作りで習ったメモは10年過ぎてもまだ持っています、とアンナさんは言っています

音楽と振付のハーモニー

ベラルーシ国立文化技術大学民族舞踊科で、世界の国々の民族舞踊を中心にクラシックバレエ、社交ダンス、フラメンコなどなど……舞踊は何でも勉強したアンナさん。

今はベラルーシの合唱団の振付師としても活動しているとのことで、動画を見せてもらいました!

音楽と振付のハーモニー
合唱団の子どもたちが「歌」と「踊り」のハーモニーを感じられるようにアンナさんは試行錯誤しています
音楽と振付のハーモニー
子どもたちに振付を教えるときには、まず紙に書いてイメージしてみる​​​​​
思いついたら即メモをする! ハルメク世代はやはり紙と鉛筆が基本ですね!​​​​

子どもたちのモチベーションを高めるために、決して難しくなく優しく伝えます。

経験・人柄・プロの技。どれを取ってもキラッと光るアンナさんの魅力です!

視覚と味覚のハーモニー

2021年6月から気仙沼の地域コミュニティづくりの場と子育て支援活動のために、子育てママたちが運営を始めた「一般社団法人おりがみ」でベラルーシの郷土料理「家カフェHATA」で活動しているアンナさん。

以前「みなとまちマルシェ。」では、雨の中大勢のお客様が訪れ、アンナさんのボルシチやチェプレーキ(揚げ餃子)が飛ぶように売れました! と三陸新報でも報道されました。

笑顔がいっぱいになる気仙沼のお手伝い​​​​
視覚と味覚のハーモニー
すべて手作り。野菜は地場産のクリスマスオードブル
お料理の並べ方・彩り豊富な見た目に気を配るのは親方譲りです!
視覚と味覚のハーモニー
栄養満点! ビーツの赤さが際立ちます
辛そうに見えるのか、子どもたちからは「辛くなーい! おいしいからもっとお代わり!」の声があがります

幼少時から口にしている「ボルシチ」の味はおばあちゃん譲り。自分の「味覚」を信じています。いいものしか作りたくない! これは、アンナさんの責任感と信念ゆえ……。

アンナさん、特に子どもは、初めて口にしたお料理のイメージを、その先ずっと記憶に持ち続けると信じているので、初めてボルシチに出会う人のためにも、日々本物を追及しています。

食事から世界を見る……スケールの大きさに胸が高まります!

視覚と味覚のハーモニー
アンナさんのお母様とお姉様、お嬢さんは8歳の瑛麻(エマ)さん
馬とピクニックのハーモニーはまるで映画のワンシーン♪

気仙沼の土とベラルーシ料理に使う野菜のハーモニーは最高!

ご主人のお父様が耕している畑でできる野菜は、アンナさんの思うベラルーシ料理の味にぴったり!

食べた人を「おいしい♪」と幸せにする、国を超えた味のハーモニーが生まれます。

気仙沼の土とベラルーシ料理に使う野菜のハーモニーは最高!
義理父の畑は栄養の宝庫!
アンナさんがつくるベラルーシ料理に欠かせないのは気仙沼の土と風と水からできるお野菜
気仙沼の土とベラルーシ料理に使う野菜のハーモニーは最高!
ベラルーシのアンナさんのご実家の庭には野生の木苺

おまけ…初めてのショック!

初めての日本でのお正月。初めて見る「餅つき」にワクワクしていたら……義理父が臼と杵の代わりに準備したのは「餅つき機」だった! その時のショックはまだ忘れていないそうですよ(>_<)

いつか、きっと杵と臼の餅つき体験できますように……祈っていますね。

おまけ…初めてのショック!

ベラルーシの街の様子

せっかくなのでアンナさんの大切なご家族と、ベラルーシの街の様子をご紹介させてください。この写真を見て、私はすっかりベラルーシのファンになってしまいました。

ベラルーシの街の様子
瑛麻(えま)ちゃんと抱っこが大好きな猫☆
ベラルーシの街の様子
レニン広場の噴水
ベラルーシの街の様子
世界遺産のミール城
ベラルーシの街の様子
ウクライナ出身の小説家 ​​​​​二コライ・ゴーゴリの作品のモニュメント
街のいたるところにある個性的なモニュメントを探訪するのもいいかも♪

■もっと知りたい■

いずみん

改めて思うと…脳内はほぼ「衣食住犬」で占められており、ここにきて「健」が加わってきています。ハルメクさんからせっかく頂いたこのご縁を大切に思い、「私」×「らしさ、ストーリー、志」=「ワクワクでハッピー!」そんな内容を目指します。よろしくお願いいたします。

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