健康に痩せたいなら鶏ムネ肉を選ぼう
2022.07.16
公開日:2024年03月28日
朝一番のおいしいにおいを求めて
味噌づくり歴40年の玉井さんと味噌を仕込む!
2月になるとインスタに「味噌づくり」の写真が登場します。朝、お出汁香るお味噌汁を飲むと体が温まって元気が出る。おうちカフェ「一久」のお味噌汁のおいしいにおいと味が忘れられず、味噌づくりを体験。6か月後の完成が待ち遠しいです。
10年続くおうちカフェ「一久」でのお味噌づくり
おうちカフェ「一久」では、毎年希望者と味噌づくりをしているとお聞きして参加しました。
3月上旬にお邪魔すると、いつもお料理が並ぶテーブルには、大豆ペーストと大きな袋に入った麹がすでに準備済み。
エプロンと三角巾を装着し、手を洗って手順の説明を聞き、おいしい茹で大豆の味見後に作業開始です。
大豆と麹は、旭川市のいとげん本店で仕入れているとのこと。
材料分量は玉井さんのこだわり減塩配合で大豆1.25kg、麹1.25kg、塩450gで、5kgのお味噌ができます。
すでにビニール袋に入った麹を手でパラパラすると、甘い香りが漂う……。持参したお塩と混ぜ、大豆のペーストを投入。このコネコネが結構な重労働~。麹と大豆ペーストを袋の角度を変え必死に混ぜていると、じんわり汗ばみました。
- 袋に入った生麹をパラパラにした後に塩を入れ、麹に塩をまとわせるようによく混ぜる。
- 1に大豆ペーストを入れてよく混ぜ合わせて、ボール状に丸める。
- 持ち込んだ容器に2のボールを空気を抜くように手で抑え込みながら入れる。一番下と上に塩を敷く。
- クッキングシートでフタをしワサビを置く。密閉容器のフタをして終了。
普段はプラスチックフリーの玉井さんですが、初めて参加された方でも上手に混ぜることができるので袋を使うそうです。
3か月後に天地返しをして、さらに3か月待つとお味噌が完成~待ち遠しいです。
玉井さんは「大きな圧力鍋と味噌羽のある餅つき機があるので早いのよ」と言いますが、味噌づくりの準備は他にたくさんあるので、玉井さんに感謝しかありません。

彩りにブロッコリーと人参の千切りで……とっても美味でした
「朝に1杯の味噌汁」で“幸せホルモン”分泌
朝に味噌汁を飲むことで体が温まって保温されるため、代謝が関わるビタミンB群の働きが活性化しエネルギーがチャージされるとのこと。まだまだ効用はいっぱい!
私は昨年11月から、月1回木曜日にとある中学校で朝登校前におにぎりと味噌汁を提供する「おにぎりカフェ」をお手伝いしています。
熱々のお味噌汁とおにぎりに子どもたちが「温まるね!」と笑顔で食べる姿に“幸せホルモン”分泌中と思わず実感します。
ところで塩分を気にされる方は、塩分排出にはカリウムを含んだ食品である、野菜・海草と合わせると良いそうです。
「朝一番のおいしいにおい」

『朝一番のおいしいにおい』女子パウロ会 佐藤初女 著
初女さんが炊き立てのごはんをお茶碗によそう時の優しいまなざしと、ふんわり盛る優しい手。塩を手のひらに広げ軽くにぎって丁寧に海苔で包みこむ。この本の中には「おいしい」というフレーズがたくさん出てきます。
中学校での「おにぎりカフェ」では、「出汁を使った味噌汁の味を覚えて欲しい」と昆布と煮干しの出汁でお味噌汁を作ります。子どもたちが大人になって同じ香りに出会った時に、友と笑い合いながらおいしいと食べたことを思い出してくれるといいな! と思います。
玉井さんは「同じ材料でも作る人の手が違うから、味噌の味が違うのよ」と。私のお味噌はどんな味かな?
そして、「お味噌汁だけではなく、いろいろな料理にお味噌を隠し味に加えてね!」とも……。
サバの味噌煮、ナストピーマンの味噌炒め、忘れてはいけない、夏には採れたてのキュウリを自前の味噌で食する! あ~夫に家庭菜園がんばってもらわなくては!

※写真は2023年9月撮影 お味噌汁の具は、頂き物の落葉キノコです
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