夏を楽しむ!浴衣や更紗で「着物リメイク」
2023.07.102024年03月11日
雪の北海道札幌で雛めぐり
2024春「SAPPORO・DE・ひなめぐり」
「資料館deひなめぐり」は来館者1000人超えの大盛況のうちに終了。主催者ヒナコさん作成のチラシ「SAPPORO・DE・ひなめぐり」では歴史ある「開拓の村ひなまつり」や「雛かざり展示」などの他にも雛仲間が開催している市内の雛展をご紹介!
季節感溢れる「桃の節句」は楽しいお雛様と小物がいっぱい!
2月に入るとヒナコさんブログでは、お雛様の話題が盛りだくさん!
今年で4回目の工房展、お雛様愛に包まれた可愛いお雛様がお出迎え。今回は工房ともの「雛飾りと押絵」、工房 祥からは日本伝統工芸水引で作るお雛様です。
どのギャラリーも1歩足を踏み入れると、その趣と華やかさに圧倒。
そして開催中、NHKのテレビ生中継やラジオ出演などヒナコさん大忙し。なんと、2025年2/26(水)~3/2(日)に5回目の資料館deひなめぐり開催決定です!
今から冬の北海道旅行を、計画してはいかがですか?
各会場は由緒ある建築物で、北海道開拓の村は「ゴールデンカムイ」の撮影地、足を延ばして小樽で雛めぐりと「金カム」聖地観光もいいですよ!
旧永山邸・旧三菱鉱業寮2階「ひな飾り展示」3月15日(金)まで
サッポロファクトリー東隣の旧永山邸、木の扉を開けて2階へ……。洋風のホールと和室が融合した空間に立つとお雛様がお待ちかね。
丸窓の側には立ち雛、床の間には山田さん所有の大正時代の関東雛。古裂三人娘の作品は環さんブログでご確認を!
雛人形司・山田祐嗣さんのお雛様に会いに行く♪
2月12日祝日に北海道神宮に行きました。山田さんと神職の遠田さんから、始まりは端午の節句展で今年で12年目になること。そして運搬係を担っている遠田さんからは、冬道でのお雛様の運搬の大変さをお聞きしました。
祈祷を待つ間、お雛様を見て回り、お雛様をバックに家族写真を写す姿……。ゆっくり静かに時間が流れていきます。今回は、山田さんのお母さまのお雛様が展示中。
昭和20年代の静岡製御殿 人形は埼玉製と思われます。
私の母親の初節句に揃えられた一揃いです。
母方から節句祝いの金一封が出て、地元のお店で求めたそうです。御殿と人形は別々に販売されていて御殿に合う人形を一式購入したもの。
当時全国的に流通していた静岡製御殿の典型的な様式です。
山田さんのインスタグラムから
3月1日は私の出生地でひなめぐり。
「小樽ゆかりのお雛さま展」は、江戸時代から昭和前期までの小樽ゆかりの雛人形です。小樽の財閥・寿原家ゆかりの名品ほか貴重なお雛様たち。
展示会場は小樽運河の側「小樽百貨 UNGA↑」 2階、ドアを開けると雅な空間が広がり、初公開の渡辺玉翁作の内裏雛に目が釘付けです。
仲秀英作の三人官女、お道具、屏風、掛け軸を見るために近くに寄ったり、遠く離れたりと大忙し。
骨董市で手に入れた時の汚れを落とし、壊れを丁寧に修復して、出自を調べる山田さんならではの展示に感動です。
お雛様を飾ると読みたくなる本2冊のこと
椎名誠さんの奥さんで、冒険家・作家の渡辺一枝さんの本『また ひなまつり』はアイデアに溢れ、材料も手に入れやすくすぐ作ることができるお雛様がいっぱいです。
『りかさん』はリカちゃんが欲しいと頼んだようこにおばあちゃんから贈られたのは黒髪の市松人形で、名前がりか。でも「りかさん」は人と心を通わせる術を持っていました。
2月になると読んで必ず号泣。私思いました、山田さんは「りかさん」を持っている? それとも山田さんに「りかさん」の力がある?
だからお雛様たちの良き理解者なのではと……。全ての展示会場が歴史ある古い建造物なので、深夜には人形たちの茶話会が……。
山田さんはさまざまな雛菓子をお供えされているので、お菓子食べながら会話が弾むはず♪
既婚者の娘のお雛様なので、急いで片付ける必要がないわが家のお雛様ですが3月4日に仕舞います。来年の2月4日までお休みなさい(-_-)zzz
■もっと知りたい■