30年目の結婚記念日と、更年期を経て気づいた日々と
2022.02.042023年12月06日
私、このたび58歳になりました
誕生日には大切な人へ感謝を伝えよう
2023年11月、58歳になりました。還暦を目の前に、祝ってくれる人がいる幸せと、元気に過ごせている幸せをかみしめています。
私の生きる意味
毎年自分の誕生日の朝は、私は母の遺影に「産んでくれてありがとう」と手を合わせます。
45歳で他界した母の年齢をはるかに越えてしまった今も、私の目標は母です。寺の子に生まれ、心穏やかに笑顔を絶やすことなく多くの人に慕われた母を、私はなかなか越えることができません。
短い人生の中でも、幸せに暮らすたくさんのヒントをくれた母は、こうして母より長く生きている私にとって今でもお手本。
「こんな時母だったら」
母の生き方を受け継ぐ。それもまた、私の生きる意味だと思っています。
華やかに、賑やかに
今年(2023年)の誕生日は日曜日。
いつもの休日と同じ時間が流れる中、長女の友達からの花束が届き、スマホには「今夜はご飯作らないでね」と子どもからメッセージが。
友人二人からのプレゼントも届き、覚えていてくれる人がいる喜びが溢れました。
届いた花束をテーブルの中央に飾り、子どもたちが一人また一人と家にやってきて一気に賑やかに。
中央の花瓶を端に避け、お寿司とケーキが並び、次々とプレゼントを差し出され、なんとも幸せなことに私の両手は完全にふさがった状態。
磁気ネックレス、ネックマッサージ器、ダウン素材のケープ、保温エプロン、ジャンパースカート、キャラクターチャーム。今年は体を気遣ってくれるアイテムが揃いました。
誕生日は感謝の日
誕生日は命を与えてくれた父と母に感謝する日。それはこの先もずっと変わることはありません。
ただ、自分のために4人の子どもたちが集まり話し合い協力し合っている光景が、私のとって何よりの贈り物です。
人とのつながりが薄れていると耳にしますが、それぞれに大切なパートナーが現れても、この光景を見させてくれている子どもたちに心から感謝した日でした。
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