想い出は楽しい!

くまを たべた オオカミ

公開日:2023.08.10

片付け中に見つけた1冊のノートは、表紙に〇〇作品集、2年3組と書いてあります。子どもが小学校2年生の時書いた物語には、黒毛・白毛・赤毛の3匹の熊と、1匹のオオカミが出てきます。熊をオオカミが食べる? なんて変ですが、何せ小2です。

くまを たべた オオカミ
ヤマユリ/長野県下伊那郡・高森町・隣政寺(山の寺)

お話つくりのノートから

ページをめくると、1つは覚えがある話でした。

それは、「たぬきち タヌキをやっつけた」です。森の動物たちに指図して威張っているタヌキを、皆で力を合わせてやっつける様子が詳しく書いてあります。

お話つくりのノートから
山の寺ヤマユリ
お話つくりのノートから
山の寺参道にて

もう1つが、「くまを たべた オオカミ」です。先日尋ねたら、自分で考えたと言っていました。

オオカミはどうやって熊を食べたか?

話はこうです。黒・白・赤毛の3匹の熊は、とても強い熊でした。いつもいっしょにいて、とても仲良しでした。

オオカミは黒毛の熊の所に行き、『3匹の中で一番強いのは誰だい』と聞きます。黒毛の熊は『分かりません』と答えます。すると、オオカミは、『白が一番強いと言っていましたよ』と言います。

オオカミは、白毛にも赤毛にも同じ質問をします。そして白毛には赤毛が、赤毛には黒毛が、『一番強いと言っていましたよ』と伝えます。

3匹の熊はだまされて、ケンカをはじめ、けがをして弱ってしまいます。あんなに仲がよかったのに。オオカミは1匹ずつやっつけて、食べてしまいます。……良く考えたものだと感心しました。

子どもの作った話、子どもへの物語に思う

どこかで聞いたような話の展開?

ニュースを見聞きした時、黒・白・赤毛の熊はどこの国? 誰? と、想像してしまいます。

偽情報を流すとは、この話のオオカミに間違いないし、それに踊らされているのは誰? そして得をしているのは? と考えてしまいます。

子供の作った話、子供への物語に思う
『目こぼし 歌こぼし』表紙 上野 瞭 (著) 梶山 俊夫 (イラスト) 童話館出版

上野瞭 作:『目こぼし歌こぼし』では、代官が怖ろしい事を語っています。

領内の人間を一つにしてはなりません。一つにまとまらないようにすること、これが政治(まつりごと)をやるものの第一の心得です。

それぞれ別の言葉を語り続けることです。いつも二つの人間集団を切りはなしておくことです。

御領内の安泰のため国のためには、誰かが苦しい仕事や暮らしをしなければならぬ。国というものは、そこに住む人間の犠牲を必要とするのです。それで国は栄える。

近頃のいろいろなニュースも、心して聞かねばなりませんね。

季節はめぐる

季節はめぐる
少しずつ色づくブルーベリー

7月の初めには、青く硬かったブルーベリーもおいしい季節を迎えました。1回に700g~1kg採れます。昨年(2022)の記録(トータルで10kg超え)を更新しそうです。

季節はめぐる
赤い色はまだ、酸っぱい…一粒ずつ採ります
季節はめぐる
7月16日、二重の虹は1つ消えて

■もっと知りたい■

渡来夢

美しいものに触れたいとの思いから美術館に行ったり、植物を育てたり、きものリフォームなどの手芸を楽しんでいます。元気でいられるように、ピアノの練習やパンを焼くことにも挑戦しています。『やってみよう!』の精神で。日常こそ大切、工夫して、お金をかけずに楽しむこころ豊かな暮らしを目指しています。

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