片付け上手さんに学ぶ「捨てコツ&仕組み」#5
一級建築士が教える!リバウンドを防ぐ収納術
一級建築士が教える!リバウンドを防ぐ収納術
公開日:2021年12月22日
水越美枝子さんのプロフィール
みずこし・みえこ
日本女子大学住居学科卒業後、建設会社を経て建築事務所アトリエ・サラを共同主宰。一級建築士。「収納は科学」をモットーに、的確な収納で暮らしやすくする設計に定評がある。著書に『40代からの住まいリセット術』(NHK出版刊)、『いつまでも美しく暮らす住まいのルール』(エクスナレッジ刊)最新刊に『がまんしない家 これからの生活様式への住まいリセット術』(NHK出版刊)
捨てるべき物を見分け、コツを押さえて収納する
「片付けたいけれど捨てられない」と悩む、ハルメク世代のリフォームも多く手掛ける水越美枝子さん。長年暮らした状態に慣れてしまい“捨てるべき物”が見分けにくくなっている人が多いと言います。
水越さんはリフォーム前に家中の収納の中を写真に撮ってもらうそう。「設計者として必要な収納量を把握するためですが、お客様に見せると、家を他人の目で見るように客観的に捉えられ、捨てるべき物がわかるようです」
収納方法にもポイントが。
「押し入れなど奥行きが深い収納は、奥に必ず死蔵品がたまります。ただ詰め込むのではなく、小さな箱を並べて引き出し式にすると、何が入っているか把握しやすく、捨てどきもわかります」
不要な物が自然と浮き彫りになる家なら、誰でも捨て上手になれそうです。
部屋と収納の写真を撮ってみる
部屋の入り口や、いつもいる場所から撮影し、ごちゃついて見えるポイントをチェック。今まで気付かなかった不要品に気付けるはずです。同じ種類の物があちこちにある場合は、1か所にまとめるのも、余分なストックを浮き彫りにするコツ。
物を1軍・2軍に分けてストックし、見える化する
文房具など増えやすい物は、いつも使う1軍と補充用の2軍に分けて収納。2軍は透明な保存袋などにまとめてストックに。増え過ぎた物がわかりやすくなります。「1軍の近くに2軍を見える化して置いておくと、ムダ買いも防げて一石二鳥」
”あるべき場所”に収納してリバウンドを防ぐ

収納の写真を見て、”どうしてこれがこんなところに?”と感じたら、収納場所の見直しを。「使う場所=しまうべき場所。使う場所のできるだけ近くに、種類別に分けて収めると、散らかりにくくなります」
化粧品やパジャマも洗面所に収納。「小さな箱で引き出し式にして、奥で死蔵品になるのを防ぎます」
取材・文=松尾肇子、原田浩二(ハルメク編集部)、撮影=林ひろし ※この記事は雑誌「ハルメク」2021年5月号を再編集しています。
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