50代からの片付けは「ラクな収納」で無理なくキレイ
2023.05.272023年06月02日
横森美奈子さん直伝!片付けワザ・2
衣替えにおすすめ!クローゼットの「見える収納」
クローゼットがパンパンで目当ての服が探せない、何度も同じような服を買ってしまうという人におすすめなのが、洋服の「見える収納」です。衣替えのコツ、簡単クローゼット収納術を、ファッションデザイナーの横森美奈子さんに教えてもらいました。
衣替えのコツは見える収納で服をしまい込まないこと!
部屋をキレイに保つためにも、衣替えのタイミングでクローゼット収納を見直すのがおすすめです。特に片付け・整理整頓が苦手な人は「服を探す手間がなくなり、重複買いや衝動買いも防げる“見える収納”がおすすめ」と横森さん。
「引き出しや収納ケースにしまい込んで外から見えなくすると、どんな服を持っているのか忘れてしまいがち。クローゼットを“見える収納”にすれば、コーディネートがしやすく、おしゃれが楽にできるようになりますよ」
使うのは、透明な袋やクリアケースなど、すぐに手に入る身近なグッズばかり! 横森流「見える収納」の工夫を、アイテム別にご紹介します。
見える収納1:かさばるダウン類は小さく丸めて棚に並べる
ダウン類は引き出しにしまい込まず、透明な袋に入れてから、棚に並べて置くのがおすすめ。色や形がわかり、ひと目で何があるかわかりやすいです。横森さんはAmazonで買った透明フィルムの袋(OPP袋)を愛用しているそう。
見える収納2:マフラー・ストールは透明フィルムで保管
マフラーやストール類は透明な袋に入れてから、ひもでくるっと縛って保管します。
アイテムごとに色や柄でひとまとめにしておけば、似た物を買ってしまう失敗なし! 衝動買いも防げます。
見える収納3:Tシャツはクリアケースで型崩れを防ぐ
お気に入りのTシャツやタンクトップなどは、クリアケースに収納して、お店のディスプレイのように楽しむのも手。横森さんは5cmと8cmの深さの文房具用の透明なケースを活用しています(東急ハンズやAmazon等で購入)。
見える収納4:アクセサリーやスカーフは見せて飾る
「アクセサリーは、料理の最後のトッピングのようなもの。洋服を着たら、すぐ合わせられれば楽でしょう?」と横森さん。小物用のクリアケースに入れて、洋服の近くにひと目でわかりやすいように置くのがおすすめです。
どれもすぐにできる工夫ばかり! 衣替えのタイミングで、ぜひクローゼットの収納を見直してみてくださいね。
■教えてくれた人
横森美奈子さん
よこもり・みなこ 1949(昭和24)年生まれ。(株)BIGIで「MELROSE」等のチーフデザイナーを歴任。2002年「smart pink」ブランドディレクター。13年にショップチャンネルで「MINAKO★YOKOMORI」を開始。最新刊は『間違いだらけの大人のおしゃれ』(集英社刊)。
※この記事は2019年5月号「ハルメク」に掲載された内容を再編集しています。
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