【片付け術】もう迷わない!捨てにくい物をスッキリ手放すコツ

更新日:2025年06月29日 公開日:2025年06月22日

スッキリ片付く新常識

【片付け術】もう迷わない!捨てにくい物をスッキリ手放すコツ

【片付け術】もう迷わない!捨てにくい物をスッキリ手放すコツ

「捨てられない」「片づけが苦手」でもスッキリ居心地のいい家にするにはコツがあると、片づけのプロ・古堅純子さん。「捨てにくい物」をスッキリ手放すコツを伺いました。

教えてくれた人:古堅純子(ふるかた・じゅんこ)さん

幸せ住空間セラピスト。快適な住空間をつくるコツを提案し多数メディアで活躍。YouTubeチャンネル「週末ビフォーアフター」も大人気。週末ビフォーアフター初のマンガ化「古堅純子の片付け事件簿」(KADOKAWA)が話題。

「思い出の写真」は厳選してコンパクトに

思い出の写真はアルバムになっている場合、数ページごとにお気に入りの写真を1、2点に厳選するなど、数を減らして1冊にまとめるのがおすすめ。または紙焼き写真をデータ化するのも手です。

スマホの専用アプリや器具を使用すれば自分でもできますし、写真業者に依頼すれば1枚数十円でデータにできます。不要になった紙焼き写真は神社や寺で行われるお焚き上げ供養を利用するか、一般ごみとして処分しましょう。

「カメラ、スマホ」はデータ消去を確実に

昔使っていたデジタルカメラやビデオカメラ、携帯電話、パソコンなどを処分するとき、残っているデータから個人情報が漏れることが心配です。デジタル関連商品専門の処分業者や、買い取りショップは、配送費用などがかかる場合がありますが、データ消去を無料で実施してくれるところもあり安心です。

また、デジタルカメラやビデオカメラの場合は、自己責任でデータ消去を行えば、多くの自治体で回収を実施しています。

「使い切れなかった外国の硬貨」は寄付できます

引き出しの奥から出てきた外国のコインや紙幣。両替するほどの額でもなければ、中にはどこの国かわからないものも。有効に手放すためには、ユニセフの「外国コイン募金」がおすすめ。

募金箱は各空港の税関検査場内の他、三井住友銀行やJTBグループの支店や店舗などにも設置されているので、最寄りの店舗にお問い合わせの上、店頭に直接持っていき寄付することも可能です。

親の遺品や独立した子どもの荷物は思い出を残して物は捨てる

亡くなった親が遺した物、子ども部屋に残された思い出の品々は処分しづらいもの。遺品整理は親の供養だと思って、「思い出を残し、物は捨てる」こと。高価な物は親族に確認して形見分けしましょう。

また、独立した子どもの物は、本人に確かめてから処分するか、または本人に整理をしてもらうのも手です。本人がすぐに整理できない場合は、ダンボールに入れて期限を決めて保管しておくか、そのまま本人に送りましょう。

ぬいぐるみや人形は供養してもらうと心がラクに

孫のためにと親が用意してくれた節句人形や子どもが大好きだったぬいぐるみなど、ごみとして処分するのを避けたい場合は、人形供養を行っているお寺や神社に持ち込むのがおすすめ。

また、ボランティア団体や保育園、老人ホームなどの施設が必要としている場合があるので、状態がよければ寄付することも可能です。最寄りの施設を調べて募集をしているか確認してみましょう。

取材・文=三橋桃子、塚本由香(ともにハルメク編集部)、撮影=栗林成城

※この記事は、雑誌「ハルメク」2024年11月号を再編集しています。

■もっと知りたい■

【片付け実例】捨てるだけでは片付かない? 散らからない家の作り方
心も暮らしも身軽になるために、「捨てる力」を取り戻す!


服やきものは「ハルメク 古着でワクチン」に

「ハルメク 古着でワクチン」は、不要な服やきもの、バッグ、アクセサリーなどを手放すことで社会貢献ができるサービスです。専用の回収袋を購入し、捨てられない服などを詰めて送るだけ。開発途上国の子どもたちに、命を救うポリオワクチンを寄付できる上、衣類等も再利用されたりと、社会に役立つ手放し方ができます。

通常は中サイズ一口につきポリオワクチン5人分の寄付となりますが、「ハルメク 古着でワクチン」なら、中サイズ1点を購入いただくと、開発途上国の20人の子どもたちにワクチンを寄付できるのです。

 

通常は598円かかる送料は無料。袋に詰めた後も、回収キットは着払いで送れるため、追加料金は一切かかりません。

また、通常は着物は対象外ですが、着物をたくさんお持ちのハルメク読者のため、特別に着物も詰めてOK。たくさんの方に使っていただきたくて作ったサービスです。

特別版「ハルメク 古着でワクチン」3980円(税込)の回収袋はハルメク通販サイトから注文できます!

>>詳しくは「ハルメク通販サイト」をチェック!

 

雑誌「ハルメク」
雑誌「ハルメク」

女性誌売り上げNo.1の生活実用情報誌。前向きに明るく生きるために、本当に価値ある情報をお届けします。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど幅広い情報が満載。人気連載の「きくち体操」「きものリフォーム」も。年間定期購読誌で、自宅に直接配送します。雑誌ハルメクサイトはこちら

ハルメクが厳選した選りすぐりの商品

驚きの軽さ&使いやすさ!

1本で7つの効果
薬用美肌ヴェール
1本で7つの効果
薬用美肌ヴェール

夏に暑い・冬に寒い部屋は 断熱窓リフォーム!

ハルメク読者がショールームで体験!

環境省「先進的窓リノベ2025事業」で、窓やドアのリフォームに最大200万円の補助金が!お得にリフォームできる断熱窓の重要性が分かるショールームを、読者が体験しました。さらに、実際にリフォームしたご自宅にも潜入します!

2025.07.10
あれっおまたが擦れる……?40代からのおしもの悩みチェックリスト

あれっおまたが擦れる……?

40代、最近デリケートゾーンが気になったり、尿モレが気になったりということはありませんか。実はそれ、単に年齢のせいではなく、更年期に向かい始めている1つのサインかもしれません。今回は早めに知っておきたい閉経前後の症状「GSM」を解説します。

2025.07.10
今、レンズを薄いカラーにするのがおしゃれ♪

今、レンズを薄いカラーにするのがおしゃれ

50代女性の紫外線対策は、メガネのレンズを「カラーレンズ」にするのがおすすめ!おしゃれ&機能的に、カラーレンズを選ぶコツを紹介します。

2025.06.24
【PR】自分の尿モレタイプはどれ? 簡易診断でチェック!

自分の尿モレタイプはどれ?

たまに尿モレがあっても、だましだまし過ごされている方も多いのでは? けれど一口に尿モレと言っても症状によってタイプはさまざま。そこで自身の尿モレのタイプがわかる簡易診断チャートをご紹介!

2025.06.10
【PR】巻き爪や外反母趾などの足悩み解消を目指せる「正しい歩き方」

巻き爪解消を目指せる「正しい歩き方」

間違った歩き方は足トラブルを招き、健康寿命に影響があることを知ってましたか?正しい歩き方と足トラブル対策を専門家が解説!

2025.05.12
皮脂・メイク汚れに要注意!夏こそ眼鏡をメンテナンスしよう

眼鏡の皮脂汚れ気になる…

夏は汗や皮脂、メイク崩れなどで、いつもより眼鏡が汚れやすい季節。レンズやフレームの汚れを放っておくと、眼鏡の寿命が縮むことにもつながります!

2025.07.01
眼鏡愛好家の紫外線対策に!度付きサングラス・調光レンズを活用しよう

紫外線の量でレンズの色が変わる眼鏡!?

紫外線に反応して色の濃さが変わる調光レンズはこの季節にぴったり。屋外などではレンズカラーが濃くなり、紫外線が弱い屋内などではクリアに近くなります。

2025.07.01
更年期は気象病になりやすい?つらい症状を遠ざけるおすすめ対策3つ

更年期は気象病になりやすい?

雨が降ると頭痛やめまい、だるさなどの不調が起こる「気象病」。天気の変化によって起こる気象病は、実は更年期とも関わりがあると言われます。気象病のメカニズムや更年期との関係、つらい症状を和らげる対策について、医師の石原新菜さんに伺います。

2025.06.22
「ほったらかしの投資」~手軽に投資を始める・続ける方法

「投資は難しそう…」と思っている人は必見

興味があるけど自信がない人におすすめな、長期的に資金を積み立てていく「ほったらかしの投資」。家計をラクにする資産運用の方法が知りたい人はぜひチェック!

2025.06.02
【PR】タイプで分かる!ライフスタイル別レンズ診断

タイプ別!ぴったりの眼鏡

「近くのものが見えづらくなった」と感じる人は眼鏡の変え時かも!ライフスタイル別におすすめの眼鏡レンズを無料で診断♪

2025.03.10
【PR】鼻への重量感・違和感のストレスから解放!

「ふわっ」と軽いメガネ♥

メガネがずり落ちる・鼻の頭が重いなど、メガネのプチストレスにサヨナラ!あっと驚く程つけ心地抜群のメガネをぜひお試しください

2024.12.17
50代のための「お金の相談ガイド」〜まず何をすればいい?

50代のための「お金の相談ガイド」

50代に入ると現実味を帯びてくる老後への不安。家族や健康、仕事の悩みに加えてお金の問題についても漠然と不安を感じているものの、何から始めたらよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。お金の悩みを解決したい人はぜひチェック!

2025.06.13