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更新日:2024年12月14日 公開日:2023年12月20日
リバウンドしないクローゼットの作り方#1
服がなかなか捨てられない、整理してもまた増えてしまう……。服でパンパンのクローゼットにお悩みの方も多いはず。どうすれば服の断捨離が気持ちよく進められ、スッキリ使いやすくできるのでしょうか?スタイリストの大沢早苗さんにお聞きしました。
個人向けの服の見直しや買い物に同行するおしゃれカウンセリング、パーソナルカラー診断も行う。著書に『大人のわたしに似合う服』(大和書房刊)。インスタグラム@sa_na27
今回、クローゼットの片付けに挑戦したのは、若い頃から洋服が大好きだったという杉元美香さん。
年々たまった服でクローゼットは床までぎっしり。時折捨ててはいますが、「また着るかも」と残す服も多く、またすぐに元通りになってしまうと言います。
「ハルメク世代は服を手放すことに抵抗のある人が多い傾向です」とは、スタイリストの大沢早苗さん。
実際、杉元さんのクローゼットを拝見すると、OL時代のスーツやサイズが合わなくなった服など、今は着ていない服がたくさん。
「たんすの肥やしはそのままにせず、定期的に見直しましょう。服を片付けてクローゼットをキレイにしても、時間が経つと元通りにリバウンドしてしまう人は、服を手放す基準があいまいなのが原因です」と大沢さん。
クローゼットの過密状態を解消し、リバウンドを防ぐためには、“服を手放す基準”を意識して片付けることが大切です。
手放す服をリストアップするために、「2つの問いかけで、“捨てる決心”をつけましょう」と大沢さん。
上品で若々しく見せたい、明るい色を着こなしたいなど、まずは自分がなりたいイメージやおしゃれの方向性を想像しましょう、と大沢早苗さん。「そうすれば自然とどんな服を求めているのかが認識できて、残すべき服の目安がわかります」
セールで安かったからなどで買った服は、結局たんすの肥やしになりがち。今着ていない服は、「お金を出してまた買いたいか」という視点で見直しましょう。
“捨てる決心”がついたら、実際に捨てる服を選んでいきます。7つの基準で見ていきましょう。
おなかや二の腕など、体の線が出過ぎるとだらしなく見えることも
お腹や二の腕に線が入る服は、全体的にもっさりと見えます。「サイズが合っていない服を着ると残念な印象に。服が入るからといって“サイズが合っている”わけではありません。体の線が出る、下着のラインが見える服は思い切って手放しましょう」と大沢さん。
カビやシミ、色あせ…着るとくたびれた印象に
「ブランド品だから捨てられない」という杉元さん。それに対して大沢さんは「おしゃれで一番のキモは清潔感です。どんなに素敵なデザインでも、カビやシミがある服を着るとくたびれて見えます。高価なブランドモノや仕立てがいい服でも、色あせや生地の劣化があるならお別れどきです」
体型や生活が変わり、着なくなった服は卒業!
「3年間着ていない服は、99%これからも着ない服。『痩せたら』と思っていても、実際に痩せたら昔の服を引っ張り出すのではなく“今の私”に合う新しい服を選ぶはず」と大沢さん。スーツなど思い出が詰まって捨てられないときは、思い出ボックスを作り、そこに一定期間保管する手も。
外に出たくなる!素敵に見える服、元気になれる服を残す
「50代以降は着ていてラクな服を選びがちですが、それだけだと老け見えすることも。惰性の服選びはやめて、元気をくれる服か、友人とのランチに着て行きたいか、という視点で服を残しましょう」と大沢さん。
「いつもはお腹をカバーしてくれるチュニックがほとんど」と話す杉元さんも、明るい色を選べばウエスト丈でも一気に若々しい印象に。「体の線を拾わないデザインならぐんとスタイルよく見えます」
一度着たら飽きるようなデザインの服も手放す候補。レースやリボンなどのあしらいが大きすぎると子どもっぽい印象に。「主張が強い服、肩パッドが入った服も若作りに見えます。着回しも難しいので、卒業しましょう」と大沢さん。
「白とレースの組み合わせに目がなくて……」と杉元さん。数えたら同じようなトップスが数十枚ありました。
「たくさん所有していてもたんすの肥やしになってしまいます。カットソーは3枚まで、と数を絞りましょう」と大沢さん。
たまにしか着ない服は数を絞ると手放しやすくなります。「パンツ派ならスカートはデザインが異なるものを3枚。特別なお出掛け服は2着までと、数を決めることが大切です。その数を保つことを意識しましょう」
7つの捨て基準で、たくさんの服を手放せた杉元さん。
思い出が詰まった服や、大切な人が残した服。手放したくても、心の整理がつかずに手放せない方も多いのでは?「古着でワクチン」を使えば、もう着ない服を社会に役立てながら手放せます。
杉元さんも、今回、処分を決めた服で「古着でワクチン」を初めて利用しました。
「思い出の服も前向きな気持ちで送り出せました。袋には、薄手の服が80着ほど入りました」と杉元さん。
「クリーニングに出して大切に保管していた思い出の服をゴミにするのは抵抗がありましたが、『古着でワクチン』で誰かのお役に立てるならと思い服を送ることにしました。着られる服をゴミにする罪悪感から解放され、お部屋も気分もスッキリ!」と大満足のようです。
次回は、残った服のクローゼット収納術をご紹介します。リバウンドしないための6つの仕掛けは必見です!
取材・文=児玉志穂(ハルメク編集部) 撮影=日高奈々子
※この記事は、雑誌「ハルメク」2022年5月号に掲載された内容を再編集しています。
「ハルメク 古着でワクチン」は、衣類等を送るための回収キットを購入すると、開発途上国の子ども20人にワクチンを届けることができます。
それだけでなく、この回収キットは、国内の福祉作業所で作られ、障がいのある方の自立支援や仕事につながっています。手放した衣類等は、カンボジアを中心に世界中で再利用されています。
古着でワクチンは、不要な衣類等を「ただ捨てる」のでなく、前向きに手放せる仕組みなのです。
「片付けたいけれど、捨てるのはもったいない」という方、ぜひ「古着でワクチン」で支援の輪に参加しませんか。
「ハルメク 古着でワクチン」3980円(税込)の回収袋はハルメク通販サイトから注文できます!
驚きの軽さ&使いやすさ!
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