親のお墓に入る?自分のお墓を作る?お墓の選び方#1
お墓を承継…永代供養墓…ケース別自分のお墓の選び方
お墓を承継…永代供養墓…ケース別自分のお墓の選び方
更新日:2023年09月19日
公開日:2022年08月12日
教えてくれたのは吉川美津子(きっかわ・みつこ)さん
葬儀・お墓・終活ビジネスコンサルタント。葬送・終活ソーシャルワーカー・社会福祉士。大手葬儀社、墓石・仏具店で実務を積み、葬儀ビジネスに関するコンサルティング業務を開始。著書に『ゼロからわかる墓じまい』(双葉社刊)など。
お墓を引き継ぐ人はいますか?

「故人や自分のお墓をどうしようかと考えたとき、まず大切なのはお墓を引き継ぐ人(承継者)がいるかどうか」と話してくれるのは、葬儀・お墓・終活ビジネスコンサルタントの吉川美津子さん。
「承継者がいないと将来無縁墓となり、ひどい場合は荒れたまま放置されてしまうこともあります。承継する気があるか、子どもの意思も確認しておきましょう」と吉川さん。
お墓があっても承継者がいない場合は、遺骨を移し、もともとあったお墓を更地にする「改葬・墓じまい」を検討する必要があります。
「『永代管理』といい、お寺や自治体、民間業者などが供養や管理をしてくれるしくみもあるので相談するといいでしょう。また、樹木葬や散骨も人気が高まっていますが、イメージと違う場合もあるので注意が必要です」と吉川さんは言います。
まずは「お墓があるか、引き継ぐ人がいるか」で供養の方法を検討しましょう。このシリーズでは、次の4つののケース別に、注意点や手順もご紹介していきます。
<4つのケース>
- 入るお墓があり、引き継ぐ人(承継者)がいる
- 入るお墓があり、引き継ぐ人(承継者)がいない
- 入るお墓がなく、引き継ぐ人(承継者)がいる
- 入るお墓がなく、引き継ぐ人(承継者)がいない
あなたはどれ?4つのケース別に選択

ケース1:入るお墓があり、引き継ぐ人(承継者)がいる場合
【先祖代々のお墓を承継】
お墓の所有者が亡くなり、引き継ぐ人がいる場合は名義変更を行って、承継者が費用の支払いや管理をします。
ケース2:入るお墓があり、引き継ぐ人(承継者)がいない場合
「改葬・墓じまい」と「永代管理」を同時に検討します。
【改葬・墓じまい】
お墓を継ぐ人がいない、先祖のお墓に入りたくないなどの場合は永代管理の墓を新たに探し、改葬・墓じまいを検討します。
【永代管理を検討】
お墓を継ぐ人が将来的にいなくなってしまう場合には、寺や霊園が子孫に代わって供養をしてくれる「永代管理」のお墓を探します。
ケース3:入るお墓がなく、引き継ぐ人(承継者)がいる場合
【自分のお墓を建てる】
継ぐ人がいるなら一般的に新しいお墓を建てる検討をしますが、見た目以外に、管理していくためのしくみにもいろいろな選択肢があります。
ケース4:入るお墓がなく、引き継ぐ人(承継者)がいない場合
【永代管理のお墓を探す】
お墓を継ぐ人が将来的にいなくなってしまう場合には、寺や霊園が子孫に代わって供養をしてくれる「永代管理」のお墓を探します。
ご自身に当てはまるケースが確認できたら、それぞれのしくみなどを見ていきましょう。
次回は「お墓がある人のケース(改葬・墓じまい含む)」を、第3回目は「お墓を新しく購入する選び方や樹木葬・散骨」についてご紹介します。
取材・文=原田浩二(ハルメク編集部) イラストレーション=鈴木なるみ
※この記事は雑誌「ハルメク」2021年11月号を再編集し、掲載しています。
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