お金の疑問・不安を解消!
資産運用、相続、ローンまで!お金の「よくわからない」をプロに気軽に相談できる♪
2021年01月19日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
子どもがいない親戚が、「永代供養」の手続きをしていると言っていました。永代供養って、最近よく聞くけれど、普通のお墓と何が違うのかしら? 早速調べてみました。
普通のお墓は、故人の身内が管理と供養を継承するのに対して、寺院や霊園が永代にわたり、遺骨を管理・供養してくれるのが永代供養です。お墓は、「永代供養墓」と呼ばれます。
普通のお墓は、墓石と霊園内に区画を用意する必要がありますが、永代供養墓は、一つの区画内に建立した大きなお墓を、それぞれの家が利用します。大きなお墓とは、屋内ならばロッカーのような納骨壇が設置された納骨堂、屋外ならば専用の建築物や塔の地下、などを指します。
遺骨の扱いはさまざまで、骨壺から取り出して他の方と一緒に埋葬する「合祀(ごうし)」、骨壺は別々の状態で他の方と同じスペースに埋葬する「合葬」、一定期間は合葬で期間が過ぎたら合祀するプランなど、寺院や霊園によって違います。
ちなみに、一定期間は「安置期間」ともいわれますが、一般的には、33回忌までを期限とするところが多いようです。
永代という言葉は、「長い年月」を意味する言葉なのだそう。「永久」という意味ではないのですね。
単独墓……永代供養料30万~100万円ほど
墓石料50万~150万円ほど
集合墓……永代供養料10万~30万円ほど
合祀墓……永代供養料3~10万円ほど
そろそろお墓について、ダンナさんとゆっくり話してみようと思います。
■人気記事はこちら!
参照:いいお墓
イラスト:飛田冬子