お金の疑問・不安を解消!
資産運用、相続、ローンまで!お金の「よくわからない」をプロに気軽に相談できる♪
2020年12月04日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
このところ、友人と話していると「終活」の話題がちょくちょく出てくるようになりました。親の介護や遺産整理で大変な思いをしている人もいると聞くし、自分たちは家族に迷惑がかからないようにしたいわよね、と話しています。
「最近はデジタル終活というのもあるらしいわよ」と友人。最近はやりのオンライン帰省やオンライン旅行みたいに終活もオンラインになるのかしら? 気になるので早速調べてみました。
日本デジタル終活協会によると、パソコンやスマホといったデジタル機器の中に入っているデータや、インターネット上にあるデータのことを「デジタル遺品」と呼び、デジタル遺品の死後の取り扱いについて考える活動のことを「デジタル終活」というんだそうです。
最近は携帯電話やタブレットを使ったり、SNSを通じてコミュニケーションを取っている方が多いですよね(ワタシの母も使ってるわ)。こうしたデジタルデータやSNSなどの情報は、使っている方が亡くなった後もずっと残ります。そのため死後にログイン情報がわからず情報が流出してしまうことや、遺産相続などのトラブルに発展するケースが増えているんだとか。
自分が死んだ後に誰かがワタシのメールや写真を見たり、情報が悪用されたりしたら……。想像しただけで急に不安になってきたわ。これは真剣に考えなければ!
デジタル終活を進めるには、3つのステップがあります。順を追って見てみましょう。
こうしてみると、思った以上にたくさんのデジタル遺品があることにビックリ。元気なうちは便利に使えるけれど、いざというときのことを考えて定期的に整理しておいた方がいいですね。
■人気記事はこちら!
参照:日本デジタル終活協会
イラスト:飛田冬子