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素朴な疑問スマホ・SNS時代に必須!「デジタル終活」とは?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
このところ、友人と話していると「終活」の話題がちょくちょく出てくるようになりました。親の介護や遺産整理で大変な思いをしている人もいると聞くし、自分たちは家族に迷惑がかからないようにしたいわよね、と話しています。
「最近はデジタル終活というのもあるらしいわよ」と友人。最近はやりのオンライン帰省やオンライン旅行みたいに終活もオンラインになるのかしら? 気になるので早速調べてみました。
デジタル終活とは
日本デジタル終活協会によると、パソコンやスマホといったデジタル機器の中に入っているデータや、インターネット上にあるデータのことを「デジタル遺品」と呼び、デジタル遺品の死後の取り扱いについて考える活動のことを「デジタル終活」というんだそうです。
最近は携帯電話やタブレットを使ったり、SNSを通じてコミュニケーションを取っている方が多いですよね(ワタシの母も使ってるわ)。こうしたデジタルデータやSNSなどの情報は、使っている方が亡くなった後もずっと残ります。そのため死後にログイン情報がわからず情報が流出してしまうことや、遺産相続などのトラブルに発展するケースが増えているんだとか。
自分が死んだ後に誰かがワタシのメールや写真を見たり、情報が悪用されたりしたら……。想像しただけで急に不安になってきたわ。これは真剣に考えなければ!
デジタル終活の方法
デジタル終活を進めるには、3つのステップがあります。順を追って見てみましょう。
- デジタル遺品を洗い出す
まずは、自分にどんなデジタル遺品があるのかを洗い出します。メールや写真はもちろんTwitter、LINEといったSNSの情報や、ネットバンキングや課金サービスなど死後も支払いが続くものは、もれなくリストアップしておくのがポイント。
- デジタル遺品の扱い方を示す
次に、洗い出したデジタル遺品を死後どうしてほしいのか、保存してほしいものと処分してほしいものに仕分けします。誰にも見られたくないものや、残しておくと家族を困らせてしまうようなもの、すでに利用していないアプリやSNSなどは、この時点で削除や解約しておくよいでしょう。
- デジタル遺品の対応方法を記録する
デジタル遺品の対応について対応方法を書き残しておきます。
- スマホやPCなどデジタル遺品が入っている機器は、ログインIDやパスワードを明記する。
- アプリやクラウドサービス、課金サービスはログイン情報とともに解約手続きの仕方もメモしましょう。ネットバンキングは悪用されるリスクを考えて暗証番号は書かないこと。家族なら問い合わせれば確認することができます。
- 写真や連絡先、メールなどはSDカードなどに保存し、不要なものは削除しておく。
こうしてみると、思った以上にたくさんのデジタル遺品があることにビックリ。元気なうちは便利に使えるけれど、いざというときのことを考えて定期的に整理しておいた方がいいですね。
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参照:日本デジタル終活協会
イラスト:飛田冬子
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