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更新日:2024年01月22日 公開日:2021年08月17日
50代からの夫婦関係、見つめ直して幸せ老後に#5
最近よく聞く「卒婚」、どう思いますか? 読者150人に聞いた「夫婦関係に関するアンケート」では、婚姻関係を続けながらも夫婦の距離を置く「卒婚」に肯定的な人が67%も。「卒婚何から始めるの?」「ただ今実行中!」というリアルな声をお届けします。
※この記事は2021年6月、ハルメクのモニター組織「ハルトモ」の女性150人(50~54歳=14人、55~59歳=32人、60~64歳=87人、65~69歳=17人)を対象に実施した「『夫婦関係に関するインターネットアンケート」をもとに制作しています。
長年結婚生活を送る中、現在「既婚」「離婚経験あり、再婚」と回答した129人に、「夫婦関係で変化を感じることがあれば具体的に教えてください」と質問したところ、フリーコメントで「特にない」と答えた人が22人(17%)、102人(83%)の人が何かしら変化を感じていることがわかりました。
熟年夫婦が変化を感じたタイミングを分けると……
子どもの独立や定年、暮らし方の変化を機に、「会話が増えた」「体をいたわりあうようになった」「感謝を言い合うことが増えた」「互いに関心が向くようになった」といった、プラスの関係性に変化したという声が集まりました。
その一方で、「言葉遣いに苛立つようになった」「うっとうしく感じる」「自由がない」「生活態度が嫌だ」とマイナスの関係性になってしまったという人の声も、ほぼ同数集まった結果に。
プラスの関係性に転じたという方のコメントを見ていると、どうやら「共通点」を持ちつつも、「ほどよい距離感」を保っている特徴が見えました。
夫婦は「二人」と、ひとくくりで語られがちですが、もとはと言えば「一人」+「一人」。
一個人同士に立ち返って、ほどよい距離を保ちながら、制度上の『結婚』を続ける、その一例として「卒婚」に興味がある人も多いようです。
「卒婚」とは、2004年に教育ジャーナリストであり、『卒婚のススメ』(静山社文庫刊)の著者、杉山由美子さんが造った言葉です。婚姻している夫婦が「互いに必要以上に干渉することなく、自由を認め合って、最低限のルールを守り、ゆるやかなパートナーシップを築いていく」という、新しい夫婦の形を表しています。
数年前には、大物芸能人や歌手が「卒婚宣言」をして、世の中に広まった感があります。気になる卒婚についてもアンケートでは質問してみました。
という結果に。「卒婚」肯定派が66.7%で、「卒婚」否定派を上回るということがわかりました。
肯定派の中には、すでに「実行中」という人が15.5%いることが判明! そのやり方は人それぞれで、別居(家を別々にした)という人もいれば、同居しながら部屋を分け、生活時間帯も別々に、という人も。
卒婚というと、夫婦お互いの生活に興味がありません! といった印象を持つかもしれませんが、「実行中」という方々の生活の様子を聞くと、お互いに自立しているという実感こそが大事なのだとわかります。
これはうらやましい!もちろん、どんなご家庭でもいいことばかりではないでしょう。問題だってあるかもしれませんが、距離をとることでお互いに相手を認め、尊重できるようになるのは素敵なことなのでは。
卒婚に興味がある(実践したい・まあまあ実践したい)人は、なんと半数にあたる51.2%でした!
卒婚に興味がある理由は、
といった「自分の時間が欲しい」「好きに生きてみたい」ということが、主な理由のようです。
卒婚をスムーズに実現するには、お互いよく話し合う必要があるでしょう。自分は快適でも、相手が居心地の悪さを感じたり、寂しく思うようでは、やはりうまくいきません。
どんなルールがいいのか、それは十人十色。あれこれ試行錯誤してみて、双方納得できる落としどころを見つけられれば、幸せな老後の形の一つ、なのかも。
離婚なのか。卒婚なのか。あるいは、これまで通りがいいのか。これまでとは違うライフスタイルを目指すのか。
「これが正解!」というものはありません。ただ、もしも今少しでも居心地の悪さを感じているのなら、この先の幸せのために関係性の「見直し」や「向き合い」の作業が必要なのかもしれません。
次回はそんな、「近くて・遠い?」夫との関係を、心理学から読み解きます。人気コメンテーターとしても活躍中の精神科医・名越康文さんがズバリ回答します。お楽しみに!
※この記事は2021年8月の記事を再編集して掲載しています。
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