公開日:2021/10/04
更新日:2021/10/21
弁護士の山下環さんに、長年連れ添った「妻」にはどんな権利があるのか、熟年離婚のキホンについて教えてもらう全3回。第3回目は、墓の管理や親戚付き合いと手を切る「死後離婚」と「卒婚」における法律上の注意点について解説します。
※この記事は2021年6月、ハルメクのモニター組織「ハルトモ」の女性150人(50~54歳=14人、55~59歳=32人、60~64歳87人、65~69歳17人)を対象に実施した「『夫婦関係に関するインターネットアンケート」をもとに制作しています。
フリーコメントで散見されたのが
という声。もちろん離婚すれば他人になるのですからその心配は解消しますが、問題は結婚を継続したまま配偶者が亡くなった場合です。
「死後離婚、と呼ばれている方法があります」と弁護士の山下さん。「『死後離婚』とはいうものの、そもそも伴侶は死んでいますからいわゆる離婚とは違います。実際は、...
この記事をマイページに保存