読めそうで読めない! 難読漢字で脳トレ

【難読漢字】挙って、宛ら、疾うに…正しい読み方は?

公開日:2022.03.12

更新日:2024.01.30

「挙って」「宛ら」「疾うに」…何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ! 今回は、読めそうで読めない三つの漢字をピックアップしました。

【挙って】「あがって」ではありません

最初にご紹介するのはこちら。

「挙って」

挙って

『広辞苑』には

一人残らず

ことごとく皆

といった意味が書かれています。

「挙って参加する」

といった使い方になります。では正しい読み方は……

「こぞって」

こぞって

「挙げて」も「残らず、すべて」という意味があり、「国を挙げて~」という使い方になります。

 

【宛ら】「あてら」ではありません!

続いてはこちら。

「宛ら」

宛ら

「宛」は、「あてがう」「あてはめる」という意味に当てられるのが一般的です。『広辞苑』を見てみると

そのまま

ちょうど

のこらず

といった意味があるようです。

では、正しい読み方は……?

「さながら」

さながら

「宛も」と書くと「あたかも」と読みます。

「まるで、まことによく」「十中八九、ほぼ」

などの意味があります。

 

【疾うに】「しつうに」?……間違いです

最後はこちら。

「疾うに」

疾うに

「疾」は「しつ」と読み、病や病気を意味する漢字。「疾患」(しっかん)「疾病」(しっぺい)などの言葉で知られていますね。「疾い」と書くと「はやい」と読み、「早い」「速い」などと似た意味となります。

「疾うに」の意味を『広辞苑』で見てみると

早くに

つとに

では「疾うに」の読み方はこちら!

「とうに」

とうに

「疾っくの昔」は「とっくのむかし」と読み、ずいぶん前・とうの昔という意味になります。


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古田綾子

出版社、IT企業勤務を経て、2015年よりフリーランスの編集・ライターとして独立。 雑誌やwebメディアの ディレクション 、取材・執筆など、興味の赴くままに健康・美容・暮らし・教育・住まいなどのジャンルで活動中。三重生まれ、神奈川在住。2男児の母。現在、お金の勉強中。  

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