読めそうで読めない! 難読漢字で脳トレ

【難読漢字】画数多いっ!齷齪、矍鑠、顰蹙の読み方

公開日:2021.06.12

更新日:2023.09.05

「齷齪」「矍鑠」「顰蹙」…何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ!今回は、画数が多い熟語に注目してみました。実はどれもよく使う言葉ばかり。さあ、いくつ読めますか?

【齷齪】「~してもしかたがない」

最初にご紹介するのはこちら。

「齷齪」

齷齪

「齷」は33画、「齪」は29画で、いずれも非常に難しい漢字ですね。「齷」は「齷く」と書いて「こせつく」と読み、「齪」は「齪む」と書いて「つつしむ」と読みます。

「齷齪」の意味を『広辞苑』で見てみると

心が狭く小さな事にこだわること。

休む間なくせかせかと仕事などをすること

……という意味になっています。

ちょっとあわただしいイメージの漢字ですが、わかりましたか?

正解は……

「あくせく」

あくせく

 

【矍鑠】「高齢ながら~としている」

続いてはこちら。

「矍鑠」

矍鑠

「矍」は20画で「カク」と読み、驚きあわてる様子や元気の良いさまを表す漢字です。

『広辞苑』を見てみると……

年老いても、丈夫で元気なさま。

と書かれています。

正解はこちら。

「かくしゃく」

かくしゃく

元気のいい高齢者を表現することばとして、よく使いますね。

 

【顰蹙】「うっかり失言をして~を買う」

最後はこちら。

「顰蹙」

顰蹙

「顰」は24画で「しかみ」「ひそみ」と読み、顔をしかめることを意味します。「顰める」(しかめる)「顰める(ひそめる)とも読みます。「蹙」は18画で「顰」に似て、ちぢまる、顔をしかめるといった意味を持っています。

「顰蹙」の意味を『広辞苑』で見てみると

不快に思って顔をしかめること。まゆをひそめること。

となっています。

「顰蹙を買う」というのは、

不快感を与えるようなことをして嫌われ、軽蔑される。

こと。わかりましたか?

正解は……

「ひんしゅく」

ひんしゅく

 

今回ご紹介した難読漢字は、書くと難しいですが日常的によく使う言葉。読めると一目おかれそうです。ぜひこの機会に覚えておきたいですね。


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古田綾子

出版社、IT企業勤務を経て、2015年よりフリーランスの編集・ライターとして独立。 雑誌やwebメディアの ディレクション 、取材・執筆など、興味の赴くままに健康・美容・暮らし・教育・住まいなどのジャンルで活動中。三重生まれ、神奈川在住。2男児の母。現在、お金の勉強中。  

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