読めそうで読めない! 難読漢字で脳トレ

【難読漢字】まるいこと。円ら、円やかの読み方は?

公開日:2021.05.08

更新日:2023.09.27

「円ら」「円やか」は何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ!今回は「円」という漢字に注目しました。日本の貨幣の単位であり、丸いという意味のある「円」の読み方をご紹介します。

【円ら】愛らしい「瞳」といえば……?

最初にご紹介するのは、こちら。

「円ら」

円ら

「円」という漢字は、まるいもの、まるいこと、図形としての形、貨幣の単位としての意味があります。

そんな円という漢字で、まるくて愛らしい様子を表現したのが「円ら」です。もちろん「えんら」ではありません。ヒントは「円らな瞳」。わかりましたか?

正解はこちら!

「つぶら」

つぶら

 

【円やか】「味」を表現するときに使います

続いてご紹介するのはこちら。

「円やか」

円やか

「円やか」を『広辞苑』を見てみると「形がまるい」という意味に加え、

味などが、おだやかなさま

と書かれています。

「円やかな味」と表現することが多い「円やか」の読み方、わかりましたか?

正解は……

「まろやか」

まろやか

同じく「円」を「まろ」と読む言葉として「円ぐ」があります。「まろぐ」と読み、「まるめる」「ひとまとめにする」という意味があります。

 

さらにオマケとして、もう一つご紹介!

「円規」は何と読むかわかりますか?「定規」は「じょうぎ」。ご存じの通り線を引く道具です。では円を描く道具といえば……、そうアレです。

「コンパス」

コンパス


最後に「円」を使った四字熟語も一つご紹介しましょう。

「円転滑脱」(えんてんかつだつ)

『広辞苑』では

かどだたず、よく変化して自由自在なこと。物事がすらすらと運んで、とどこおらぬこと。

という意味。同じく、物事がさしさわりなく行われるという意味で「円滑」(えんかつ)という言葉をよく使いますね。

 

文=古田綾子 編集=鳥居 史(ハルメクWEB)


認知症研究の第一人者が監修「まいにち脳トレ」

認知症研究の第一人者が監修「まいにち脳トレ」

「最近物忘れが多くなった」「集中力が落ちてきた」……。そんな方にぜひ見ていただきたいのがこの動画。認知症研究の第一人者で筑波大学名誉教授・朝田隆先生監修の脳トレ問題に毎日コツコツ挑戦して、脳を活性化させましょう。
>>動画を見る

■もっと知りたい■

古田綾子

出版社、IT企業勤務を経て、2015年よりフリーランスの編集・ライターとして独立。 雑誌やwebメディアの ディレクション 、取材・執筆など、興味の赴くままに健康・美容・暮らし・教育・住まいなどのジャンルで活動中。三重生まれ、神奈川在住。2男児の母。現在、お金の勉強中。  

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

注目企画