知識が身に付く!大人の雑学クイズ・2

【大人の雑学クイズ】おはぎとぼた餅は同じ物?

公開日:2020.11.29

更新日:2023.09.10

今年の秋のお彼岸は9月20日~26日。この時期におはぎを食べる方も多いのでは。でも、おはぎとぼた餅って見た目はそっくりですが、何が違うんでしょう? 50代以上の女性が知っておきたい知識「おはぎとぼた餅の違い」を、クイズ形式でご紹介します!

知識が身に付く!大人の雑学クイズ・2
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「おはぎ」と「ぼた餅」って何が違うの?

おはぎとぼた餅の違いは?

「おはぎ」も「ぼた餅」も、餅米で作った餅を小豆あんで包み込んだ、日本の伝統的な和菓子として知られていますね。

でも「こしあんがおはぎで、粒あんがぼた餅」、「きなこをまぶしたものが、おはぎ」、「形が大きいのがぼた餅で、小さいのがおはぎ」など、人によって定義がバラバラのよう。

おはぎとぼた餅は、いったい何が違うのでしょうか?

おはぎはお萩、ぼた餅は牡丹餅(ぼたんもち)が由来!

お萩=おはぎ

おはぎもぼた餅も、どちらにも共通するのは、「お彼岸にお供えする食べ物」という点です。

かつては、牡丹の花が咲く春のお彼岸には牡丹をかたどった大きく丸い「牡丹餅」を、萩の花が咲く秋のお彼岸には萩のように小ぶりで上品な俵形「お萩」をお供えしていたそう。

また、小豆の収穫が秋なので、取れたての小豆で作る「お萩」は粒あん、冬を越えて小豆の殻が硬くなる春に作る「牡丹餅」はこしあんで作っていたそうです。

もうわかりましたね! お萩→おはぎ、牡丹餅→ぼた餅、というわけです。

正解は「〇」!名前が違うだけでおはぎとぼた餅は同じ物

しかし時がたつにつれ、そうした風習が形骸化し、現代では「形もあんの種類も同じで、呼び方が違うだけ」というのが一般的です。

大きさが違う・形が違う・あんこが違う、などの意見は、伝統的なスタイルが今も残っている地域があるからかもしれません。

他にも、おしることぜんざい、おじやと雑炊など、違いが気になる食べ物は多いもの。気になったものがあれば、これを機に確認してみましょう!

※この記事は2020年11月の記事を再編集して掲載しています。

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