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2019年02月01日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
寒い日には、甘く煮た小豆にお餅を入れて食べるのが、最近お気に入りのおやつです。我が家では、「おしるこ」と呼んでいるのですが、「ぜんざい」という食べ物もありますよね? おしることぜんざいって、どこが違うのでしょう?
調べてみたところ、おしることぜんざいは地域によって違うことがわかりました。
関東では、こしあんを使ったもの、粒あんを使ったもの、どちらもおしることされていますが、呼び方が以下のように分けられることがあります。入れるお餅は角餅が一般的です。
こしあんのおしるこ……御膳汁粉
粒あんのおしるこ……田舎汁粉・小倉汁粉
関東でのぜんざいは、汁気を持たないお餅や白玉などの上にあんを載せたものです。
関西のおしるこは、こしあんを水で伸ばして砂糖で煮詰め、焼き餅を入れたものです。基本的に丸餅が使われます。
関西のぜんざいはというと、関東でいう、粒あんのおしるこのことです。関東の汁気のないぜんざいは、関西では「亀山」「金時」と呼ばれています。
沖縄特有のぜんざいは、「沖縄風ぜんざい」と呼ばれ、甘く煮た豆と押し麦がトッピングされたかき氷を指します。白玉団子が添えられていることもあり、一般的に夏に食べられています。沖縄では、汁気のあるおしるこは「ホットぜんざい」と呼ばれ、冬の間に食べられています。
おしることぜんざいは地域によって違うのですね。食文化って面白いですね。
イラスト:飛田冬子