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2020年11月13日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
テレビの料理番組を見ていたら、「ブイヨンとコンソメは違うもの」という話が出ました。「あら、そうだったの!? 」と思ったところで、次の話題に移ってしまいました。
結局のところは、どう違うのでしょうか? 詳しく調べてみようと思います!
ブイヨンは、フランス料理のスープのもとになるだし汁のことで、フランス語では「Bouillon」と表記します。英語圏では、「スープストック」「ブロス」とも呼ばれています。
牛肉、鶏肉、魚などの動物性の素材と野菜、ブーケガルニ(複数のハーブ)をじっくり煮込んで作りますが、本格的なものになると、アクを取りながら1日ほどかけて煮込むのだそうです。
日本では、スーパーで手軽に買えるイメージがあるブイヨンですが、フランスでは、材料と手間をかけて作るぜいたくなものとされているそうです。
コンソメは、ブイヨンに野菜や脂肪分の少ない肉、卵白などを加えて作るスープのことです。小まめにアクをすくい取りながら作り、最後はざるでこして仕上げるため、完成したスープは、濁りのないきれいな琥珀(こはく)色になります。
なるほど。ブイヨンはスープのベースとなる洋風のだし汁のことで、コンソメはそのブイヨンをベースにして作るスープのことなのですね! ワタシは、どちらも洋風料理に使うだしなのかと思っていました。ブイヨンとコンソメは、似ているようで違うものだったのね。
ワタシたちにとってブイヨンやコンソメといえば、顆粒や固形状で市販されているものですよね。この二つは、それぞれの代用ができるのかしら?
ブイヨンがコンソメの代わりになるかについては、ブイヨンはだしなので、コンソメスープを作る場合は、塩、コショウなどの調味料で味付けすれば作れます。ただし、ちょっと注意したいのが、日本で市販されているブイヨンには薄く塩味が付いたものが多いということ。そのようなブイヨンをコンソメの代わりに使うときは、調理の段階で塩を少なめに加えるようにするのがおいしく仕上げるコツです。
次に、コンソメスープの素がブイヨンの代わりになるかどうか。コンソメスープの素はすでにスープとして味が整えられているので、味付けはせず、具となる材料を加えるだけでおいしいスープが作れます。コンソメスープの素はスープを作る以外にも、炒め物、カレーの隠し味、肉料理の下味などに使えて便利ですね。
ブイヨンとコンソメの違いがわかってスッキリしました! さあ、今夜はコンソメ使って野菜たっぷりのポトフを作ることにしましょう。
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参照:たべるご
イラスト:飛田冬子